海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
WBA、WBC、IBF3団体統一世界ミドル級王者、GGGことゲンナディ・ゲンナビッチ・ゴロフキン(34=カザフスタン/米)は10日(日本時間11日)、英国ロンドンでIBF世界ウェルター級王者ケル・ブルック(30=英)を相手に防衛戦に臨むが、これをクリアした場合、年内にもWBAレギュラー王者のダニエル・ジェイコブス(29=米)との団体内統一戦を行う用意があるという。
ダニエル・ジェイコブス
ゴロフキン陣営のK2プロモーションズ、トム・ローフラー氏がメディアに明かしたもので、条件が合えば11月か12月にもWBA内の統一戦を行うことは可能だという。ジェイコブスは1日前の9日に米国でV4戦を予定しており、両者の日程は合わせやすい状況にある。WBAは今回のゴロフキン対ブルック戦に際し、ブルックにミドル級での実績がないことを理由にタイトル戦としては認めない方針を打ち出しており、10日の試合はWBCとIBFのタイトルマッチとして挙行される。ローフラー氏は「WBAが統一戦を強制するのであれば、その実現は可能だと思う。ただ、いまはゴロフキンはブルックとの試合に集中している。その先のプランに関しては私の仕事」と話している。まずは9日のジェイコブス対セルジオ・モーラ(米)、10日のゴロフキン対ブルックに注目だ。