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先月16日、指名挑戦者としてホセ・ペドラサ(27=プエルトリコ)の持つIBF世界スーパーフェザー級王座に挑んで判定負けを喫したスティーブン・スミス(30=英)が、
なんと中42日という短いスパンで再起戦に臨むことになった。今月29日、英国リバプールでダニエル・エドゥアルド・ブリスエラ(30=亜)と空位のWBCシルバー・スーパーフェザー級王座決定戦に臨むもの。
スミスはペドラサ戦では9回にダウンを喫するなどしてポイントで引き離され、三者一致の判定で敗れた。25戦23勝(13KO)2敗。わずか42日という短い期間で次戦を行うことを決めたほどだから、よほど世界戦での敗北が悔しかったのだろう。相手のブリスエラは36戦28勝(8KO)5敗2分1無効試合。こちらは昨年6月以来11ヵ月ぶりのリングとなる。
この日はイルンガ・マカブ(コンゴ民主共和国/南ア)対トニー・ベリュー(英)のWBC世界クルーザー級王座決定戦がメインとして組まれているが、アンダーカードにはスティーブンの3歳上の兄ポール・スミス(スーパーミドル級の元世界挑戦者)と、スティーブンの4歳下の弟カルム・スミス(現WBCスーパーミドル級1位)も出場を予定している。いずれも相手は未定。スミス兄弟は4人のうち3男のリアム・スミスがWBO世界スーパーウェルター級王座に君臨している。