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4階級制覇の実績を持つ前WBC世界ミドル級王者ミゲール・コット(35=プエルトリコ)は6月18日に米国ニューヨークのバークレイズ・センターで再起戦を計画していたが、ひとまず延期されることになった。相手選びに関して、試合を課金システムのペイ・パー・ビュー(PPV)で放送する予定だったHBOテレビと齟齬が生じたためとされる。
カネロ戦のコット
コットは昨年11月、サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)に判定負けを喫して王座を失ったが、すぐに現役続行を宣言。今年6月18日に再起戦を行う方向で調整に入っていた。陣営は元WBA世界ウェルター級暫定王者のディエゴ・チャベス(亜)や激闘型のジェームス・カークランド(米)らを相手候補としてリストアップしたが、これにHBOが「PPVで放送するには格不足」と反発。結局、コットと契約しているロック・ネイション・スポーツも6月の試合を先送りすることを決めたという。PPVのカードに相応しいコットの相手としてはマニー・パッキャオ(比)、アルバレス、ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)、ケル・ブルック(英)、ティモシー・ブラッドリー(米)といった名前が挙がっている。