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元WBC世界ミドル級王者で現在はスーパーミドル級でWBA5位にランクされるフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(30=メキシコ)が左足の踵を捻挫、4月30日に計画されていたWBC王者バドゥ・ジャック(32=スウェーデン/米)への挑戦は、いったんキャンセルとなった。
フリオ・セサール・チャベスJr
原因は定かではないが、チャベスは左足の踵を捻挫したため医師の診断を仰いだところ、3週間のトレーニング禁止を言い渡されたという。そのためチャベス陣営はジャック側に試合の延期を申し入れたが、これを王者側が受けて5月か6月に開催を延ばすかどうかは不明だ。チャベスは先週、トレーニング先の米国カリフォルニア州ビッグベアから姿を消したあと、サンタモニカの海岸にいるところを目撃され、激怒した父親が「やる気がないなら引退すべき」と勧告。それを聞いた息子が「なにを勘違いしているんだ。俺は以前から痛めていた踵の診察を受けるためにロサンゼルスに行き、問題ないと診断されたからサンタモニカの海岸を走っていたんだ」と釈明するなど、親子関係もぎくしゃくしていた。