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WBA世界ミドル級暫定王者クリス・ユーバンク・ジュニア(26=英)の初防衛戦は10月24日、英国シェフィールドで行われることになっているが、このほど相手が同級13位のトニー・ジーター(39=米)に決まった。
ユーバンクは今年2月、ドミトリー・チュディノフ(露)を破って父親に続く世界王座獲得を成し遂げた。しかし、プロモートの問題などで摩擦が生じ、そのあとはリングから遠ざかることになってしまった。9月になってフランク・ウォーレン・プロモーターを離れ、新たにマッチルーム・ボクシングと契約を交わし、今回の試合が決まった経緯がある。20戦19勝(14KO)1敗。挑戦者に選ばれたジーターは27戦20勝(14KO)4敗1分2無効試合。この日のメインカードではケル・ブルック(英)対ディエゴ・チャベス(亜)のIBF世界ウェルター級タイトルマッチが組まれている。なお、ユーバンクはジーター戦を無傷でクリアすることを前提に12月12日に2度目の防衛戦を計画している。