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WBC世界スーパーライト級新王者のビクトル・ポストル(31=ウクライナ)は、近い将来の目標について「王座を統一したい」と話している。
ポストルは3日、米国カリフォルニア州カーソンでルーカス・マティセ(亜)とのWBC王座決定戦で10回KO勝ちを収めて戴冠を果たした。不利が伝えられるなかでの意外なKO勝ちだったが、本人も「これは生涯の夢だった。プロになって7年で世界王者になった。
マティセは偉大なファイターで、最強の選手のひとりでもあった。信じられないよ」と感慨深い様子だ。今後に関しては試合後の会見で「私はまだ若いし、これが始まりだと思っている。テレンス・クロフォード(米=WBO王者)と戦いたいが、彼は準備ができているだろうか? (同じ日にWBA王者になったエイドリアン・ブローナーとの対決については)なんとも言えない」と話すに留まった。初防衛戦については未定だが、WBC3位のアミール・イマム(米)や、3日の前座で7位のウンベルト・ソト(メキシコ)を破った11位のアントニオ・オロスコ(メキシコ)らが有力候補になりそうだ。
一方、敗れたマティセは「何も言うことはないよ。私は負けたんだ」と敗北を素直に受け入れた。しかし、ダウンを喫したことや立ち上がなかったことに関しては「バッティングが響いた。彼は私の左目を右クロスで打ってきた。それで視界が閉ざされたんだ」と説明。今後について、現役を続けるのかと尋ねられると「もちろん」と答えた。WBA王座にブローナーがつき、WBC王座をポストルが獲得。IBF王座にはセサール・クエンカ(亜)が君臨。そしてWBOのベルトはクロフォードが保持と、個性的な猛者がトップに揃ったスーパーライト級の今後に要注目だ。
一方、敗れたマティセは「何も言うことはないよ。私は負けたんだ」と敗北を素直に受け入れた。しかし、ダウンを喫したことや立ち上がなかったことに関しては「バッティングが響いた。彼は私の左目を右クロスで打ってきた。それで視界が閉ざされたんだ」と説明。今後について、現役を続けるのかと尋ねられると「もちろん」と答えた。WBA王座にブローナーがつき、WBC王座をポストルが獲得。IBF王座にはセサール・クエンカ(亜)が君臨。そしてWBOのベルトはクロフォードが保持と、個性的な猛者がトップに揃ったスーパーライト級の今後に要注目だ。