GGGとロマゴンが競演

　ミドル級のWBAスーパー王座とWBC暫定王座を持つGGG(トリプル・ジー)ことゲンナディ・ゲンナビッチ・ゴロフキン(32=カザフスタン/米)の14度目の防衛戦が5月16日、米国カリフォルニア州イングルウッドのフォーラムで行われることが正式決定した。 相手はウィリー・モンロー・ジュニア(28=米)。また、この日はWBC世界フライ級王者ローマン・ゴンサレス(27=ニカラグア/帝拳)のV2戦も行われる。

　ゴロフキンは2月にマーティン・マレー(英)を11回TKOで下して13連続KO防衛を果たしたばかりで、3ヵ月弱の短いスパンで次戦に臨むことになる。14連続KO防衛となれば元WBO世界ライトヘビー級王者ダリウス・ミハエルゾウスキー(ポーランド/独)と並ぶ史上2位の記録となる。32戦全勝(29KO)。挑戦者のモンロー・ジュニアはWBA2位、WBC9位、WBO5位にランクされるサウスポーで、NABAおよびNABO北米王座を獲得するなど12年以降は9連勝(2KO)と波に乗っている。20戦19勝(6KO)1敗。 　この日はWBC世界フライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)も出場を予定している。相手は元WBC世界ライトフライ級王者エドガル・ソーサ(メキシコ)が内定している。昨年9月に八重樫東(大橋)を下して3階級制覇を成し遂げているゴンサレスは42戦全勝(36KO)、ソーサは59戦51勝(30KO)8敗。13年12月に八重樫に12回判定負けを喫したあとは2連勝と復調している。