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[詳報]2015.3.8

IBFフライ級戦@マカオ

 7日夜、中国特別行政区マカオのベネチアン・リゾート、コタイ・アリーナではIBF世界フライ級タイトルマッチが行われた。五輪連覇の実績を持つゾウ・シミン(33=中国)が王者アムナット・ルエンロエン(35=タイ)に挑んだ12回戦。ゾウがプロ7戦目で世界制覇を成し遂げたのか。それとも試合巧者のアムナットが3度目の防衛を果たしたのか。
左:アムナット 右:ゾウ
○アムナット・ルエンロエン(タイ)
 12回判定(3対0)
×ゾウ・シミン(中国)
左:ゾウ 右:アムナット
 ゾウに75万ドル(約9000万円)、アムナットに25万ドル(約3000万円)という軽量級では破格の報酬が約束された一戦は、まず王者が初回を支配して始まった。波瀾は続く2回に待っていた。アムナットがバランスを崩したところにゾウの左が当たり、王者が不運なダウンを喫したのだ。これで一気に流れはゾウに傾くかと思われたが、以後は再びこう着状態となった。長い左ジャブを突いてアウトボクシングを狙うアムナットと、軽打ながら手数で攻め込みたいゾウ。ともに完全にペースを握るまでには至らないが、より多くの時間を支配していたのはアムナットだった。アマ時代には3戦1勝2敗とゾウに負け越しているが、プロのスタートは1年早く、8試合多く経験を積んでいる。井岡一翔(井岡)、マクウィリアムス・アローヨ(プエルトリコ)を相手に接戦をものするなど修羅場も潜ってきた。7回と最終回はゾウの攻勢を許したが、それ以外は微妙なところで距離をコントロールしてジャッジの支持を取りつけていった。試合が終わると同時にふたりとも手を挙げて勝利をアピールしたが、採点は三者一致の116対111でアムナットだった。「(中国の)10億人を泣かせる」という試合前の宣言を実行し、3度目の防衛に成功したアムナットは15戦全勝(5KO)。敗れたゾウは7戦6勝(1KO)1敗。「きょうは負けたけれど、また違う旅が始まる。人生と同じ」と再起を誓った。
 前座ではスーパーライト級の世界ランカー対決が行われ、IBF9位のヤン・イク(中国/韓国)がIBF6位のパトムサック・パソムポソン(タイ)に6回TKO勝ちを収めている。29歳のヤンは21戦20勝(14KO)1無効試合。これで5連続KO勝ちとなった。パトムサックは34戦30勝(18KO)3敗1分。また、スーパーフライ級でWBA11位、WBC9位、IBF8位、WBO3位に名を連ねる世界ランカー、香港の人気者レックス・ツォー(中国)は、マイケル・エンリケス(比)に10回判定勝ちを収めた。95対94(二者)、96対93の辛勝だった。ツォーは16戦全勝(9KO)、エンリケスは14戦10勝(6KO)3敗1分。

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