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真正ジムの必勝祈願が20日、神戸市内の生田神社で行われた。山下正人会長を筆頭に所属するプロボクサーとスタッフ総勢42名が今年の必勝を誓い、気持ちを新たにした。
今年も真正ジムを牽引する長谷川穂積(33)、マルコム・ツニャカオ(36)、大場浩平(29)、多田悦子(32)が新春の抱負を語った。
今年も真正ジムを牽引する長谷川穂積(33)、マルコム・ツニャカオ(36)、大場浩平(29)、多田悦子(32)が新春の抱負を語った。
山下正人会長
午前10時から始まった祈祷は20分ほどで終了。場所を移動し会見を開いた山下正人会長は「今年は長谷川の世界戦もありそうだし、二人三脚でやっていくつもりです。まだ、世界戦も決まってはないけど交渉は最終段階にきている。場所は関西圏。本人のモチベーションも上がってきていると思うし、初心に返ってやっていきます」と4月ごろの実現を目指し、長谷川穂積の世界王座奪還プロジェクトが動き始めた。
長谷川穂積(33)
長谷川は「プロ15年目ですし、集大成のつもりで頑張ります。応援よろしくお願いします」とまだ自身の世界戦も決定していないこともあり、短いコメントを残すと会場を後にした。必勝祈願の寄せ書きボードには「大きく翔く」と記した長谷川は正月も1日の休暇だけで全力の調整を続けている。
マルコム・ツニャカオ(36)
昨年4月、WBC世界バンタム級王者・山中慎介(31=帝拳)に挑戦するも惜敗し、9月に復帰戦を5R負傷判定勝ちながら健在ぶりをアピールしたツニャカオは「ベストをつくします。会長やジムのみんな、家族のためにももう一度チャンスが欲しい。僕には時間ももうあまり残っていないからチャンスがあればスーパーフライ級でも大丈夫だ」と自身の最終章に気合を入れた。
大場浩平(29)
昨年末、日本タイトルを返上し今年は世界を目指す大場は「今年こそ世界の舞台で勝負がしたいです。そのための返上ですし、日本タイトルには未練はないので世界戦を目標に頑張ります。応援よろしくお願いします」と新春早々、力が入った。
多田悦子(32)
昨年7月、WBA女子世界ミニマム級タイトルを失い再起をかけジムを移籍した多田は「やる時はやる。チャンスをもらったら必ず王座を取り戻します」と闘志を燃やした。