[前日計量]2026.8.15
2本のベルトを懸けた頂上決戦! 豊嶋と緑川が静かに火花
WBOアジアパシフィック・OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王座統一戦の前日計量が15日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、WBO-AP王者の豊嶋亮太(30=帝拳)とOPBF東洋太平洋同級王者の緑川創(39=EBISU)が計量に臨み、両者とも300gアンダーの69.5sでクリアした。
スーパーウェルター級戦線の頂点を占う注目の一戦は、明日(16日)、後楽園ホールで開催される「TREASURE BOXING PROMOTION 14」のセミファイナルで行われる。2本のベルトを懸けた戦いに、大きな注目が集まっている。
計量を終えた豊嶋は「階級を上げてから試合を重ねるごとに調整が上手くいっている」と、仕上がりの良さを強調、「何度チャンピオンになっても意味がある。相手にはキャリアがあるが、実は僕の方が格闘技のキャリアが長い。そこもしっかりと活かしたい。本当に強い選手がどういうものなのか証明したい」と力を込めた。
この日は、アニメ「るろうに剣心」のキャラクター・齋藤一の信念である「悪・即・斬」が描かれたTシャツを着用。「練習段階でハマっていたパンチで齋藤一と似た攻撃がある。出せるかわからないが、攻撃の幅を広げてきたので、相手に的を絞らせず、的確にポイントを取っていきたい」と語った。
今回の調整では、OPBF東洋太平洋ウェルター級王者の佐々木尽(25=八王子中屋)とのスパーリングも敢行。「評価が高い選手と良い練習ができた」と充実した表情を見せた。
最後は「完成度の高さを前面に押し出して強気に出ていく。力を発揮して勝つ」と自信を示した。
2本のベルトを懸ける緑川は、「ベルトどうこうよりも、この階級で一番強いと言われている豊嶋君と試合ができることに意味がある。ボクシングをやってきたことが意味のある試合になる。自分自身がどこまで行けるのか楽しみ」と心境を明かした。
元キックボクシング世界王者として活躍した緑川は、30歳後半でボクシングに転向。わずか5戦目でOPBF王座を獲得した。
「30代最後の試合で統一王者になれば、一つの新しい形ができるのかなと思う。どこまで緑川創の物語を作れるのか」と語り、独自のキャリアを切り開いてきた歩みへの思いを口にした。
「自分がやってきたことをブレずに信じて戦う」と静かに決意を示した。
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