ボクシングモバイルニュース

試合日程

試合結果

動画ニュース

ランキング

選手検索
[試合後会見]2025.3.13

拳四朗とユーリ阿久井政悟が激突。

 WBC(世界ボクシング評議会)の寺地拳四朗(33=BMB) とWBA(世界ボクシング協会)のユーリ阿久井政悟(29=倉敷守安)による世界フライ級2団体王座統一戦が13日、両国国技館で開催された「U-NEXT BOXING 2」のメインイベントで開催された。

11回までは、ユーリが1-2でリードしていた。

 初回からどちらも下がらず、前で打ち合った両チャンピオン。どちらも右ストレートを顔面に打ち込んだ。ジャブの連打から右につなげる拳四朗に対して、ワンツーとボディを打ち分けたユーリ。クリンチせずに打ち合った。6回はユーリが一歩前に入ると、ボディとアッパーで削り合って、両者右ストレートに体重を乗せて顔面にパンチを集めた。拳四朗の左右のアッパーが顔面を連打した7回、ユーリは下がりながら右ストレートで押し返した。中間距離に戻した9回、拳四朗はジャブの連打でサイドに動いて右を狙うが、ユーリも右を返して主導権争いを続けた。10回には足を使う拳四朗に対し、ユーリはノーモーションの右で踏み込んで対応した。

レフェリーストップ!
 最終回、拳四朗が右の連打でロープまで追い込むと、ユーリがたまらずクリンチ。その後は前に出たユーリだったが、拳四朗の連打を喰らったところで、レフェリーが試合を止めた。観客は総立ちした。12回1分31秒TKO決着。
WBA・WBC王座統一

 激闘を制し、興奮が止まないまま、会見場に現れた寺地は「まず、みなさんにありがとう。ユーリ選手は強くて、気持ちの勝負でなんとか勝てた。もっと練習が必要で加藤トレーナーに感謝。勝ててホッとしている」と感想を語った。

加藤健太トレーナーも一安心
 試合に関しては、「効いたパンチは無いが、判断がわからずフワフワとした状態だった。トレーナーの言葉でスイッチは切り替わったが、ポイントを取れているかどうかわからなかった。ユーリ選手は試合に強い事はわかっていたが、予想以上に覚悟を決めたきていた。(試合を決めたパンチは)感触はあったが、どういう流れで当てたかわからない。チャンスだと思い気合いで攻め、最後まで諦めずに良かった。試合後に採点を聞いて危なかった。後悔なく攻めれて良かった」と試合について話した。勝敗のポイントについて加藤トレーナーは「分が悪く接っていて、打ち合ってポイントを取るのは難しく、中盤にパンチのタイミングをズラしたことが後半に活きてきたかな」と語った。
満面の笑みで王座統一を報告
 最後に「試合前のテーマが本番で上手くいかず、トレーナーの声で動けていた。本当にボクシングは難しい、これも経験。今後は指名試合などもあるがまずはバム」と、迷わずジェシー・ロドリゲス・フランコ(25=米国)の名前を挙げ、反省と今後の展望を話し、和やかな雰囲気で会見を終えた。

 ユーリ阿久井政悟(29=倉敷守安)は、怪我の治療のため、病院に向かった。

試合日程

試合結果

トーナメント

ランキング

選手検索

TV・ネット欄

王者一覧

タイトル戦

階級別特集

インタビュー

有料試合動画

データマニア

待受写真

全国ジム検索

注目選手

海外試合日程

海外試合結果

海外選手検索

海外注目戦

海外情報

基礎知識

ボクモバ投票

勝ちメシ

レッスン

ボクモバ占い
ボクモバトップページへ戻る