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[前日計量]2025.1.20

激戦必至! 鵜川菜央vs宗利佳歩!

 WBOアジアパシフィック・アトム級タイトルマッチ、王者の鵜川菜央(29=三迫)対日本同級4位の宗利佳歩(28=RST)の前日計量が20日、都内のドーム内blue-ingで行われた。

 試合は、明日(21日)、後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル128」のセミファイナルで行われる。

鵜川菜央(三迫)46.0kg
 初防衛戦に臨む鵜川は、アトム級リミットを200g下回る46.0kgでクリアした。「前戦は、試合前から相手と比べてしまったりと、気持ちに余裕がなかった。今回は自分がやるべきことにフォーカスしてきたので、落ち着いている」と心境の変化があったようだ。

「自分がやるべきことに集中している」

 昨年6月の王座決定戦でベルトを見た鵜川だが、パワー不足を実感したようで、同門でWBO(世界ボクシング機構)女子スーパーフライ級王者の晝田瑞希(28)も取り組んでいるフィジカルトレーニングを始めた。「負荷をかけた筋力トレーニングで体の使い方を覚えてきた」と進化を感じている。

 鵜川は「相手は気持ちが強いので、意地のぶつかり合いになる。まずは、自分に勝つこと」と気持ちを高めた。
宗利佳歩(RST)46.0kg
 一方、タイトル初挑戦の宗利も、200gアンダーの46.0kgで計量を終えた。「相手は身長が高くてリーチもあるから、やりにくそう」と印象を語ると、「ガンガン前に出て手数でアピールする。自分に取って大きなチャンス。思い切りぶつかりたい」とタイトル奪取を誓った。

「勝って田井選手に良い流れを作る」

 続けて「勝って宜広君に良い流れを作りたい」と、同門で2月11日(火)に後楽園ホールでWBOアジアパシフィック・スーパーフライ級王座に挑む田井宜広(27)に勝利のバトンを繋ぐことを約束した。
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