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[WBA]2022.5.15

WBAがジョシュ・テイラーの王座を剥奪

 WBA(世界ボクシング協会)が13日、スーパーライト級の主要4団体統一王者のジョシュ・テイラー(31=英国)のWBAの王座を13日付で空位としたことを発表した。これにより、テイラーは、WBAを除く、WBC、IBF、WBOの3団体統一王者となった。

 SNS上では、テイラーが自身の公認マーク付きのツイッターアカウントを介して、王座を返上したことを伝えている。

 WBAの説明によると、3月8日にテイラーと指名挑戦者でランキング1位のアルベルト・プエロ(27=ドミニカ)の両陣営に対して、30日以内に指名試合開催の合意をするよう通達をしていたが、成立せず。4月5日にはプエロ陣営から興行権の入札を行うようWBAに対して申し出があった。その後、4月11日付けで、WBAが両陣営に対して通達した通り、4月22日に入札は行われたが、プエロサイドのプロモーターのTGB社のみが応札し、興行権を落札した。落札者のTGB社は20日以内に契約書を提出することが義務付けられていたが、5月3日に提出された契約書にはプエロのサインしか入っていなかった。5月12日が、提出期限だったが、チャンピオンサイドは、契約に応じなかったため、5月13日付けでテイラーの王座は剥奪された。

※WBAの規定により、興行権の入札が行われた場合、落札者の提示するファイトマネーの提示などに、チャンピオンも挑戦者も応じなければならない。


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