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大阪市内の阿倍野区民センターで12日、大鵬ジムのイベント「CHANPIONS ROAD」が開催された。メインでは東洋太平洋フェザー級4位、日本同級10位の加治木了太(28=大鵬)とセミファイナルではランキング入りを狙う大鵬ジム期待の大里拳(21=大鵬)がチャレンジマッチに臨んだ。
大里拳(大鵬)
セミファイナルで日本スーパーフェザー級14位の藤田裕史(26=姫路木下)に挑戦した大里は、トリッキーな動きをみせる藤田に手こずりながらもジャブでペースを握り終始試合を支配し判定で完勝。ランキング入りを確実にした。大里は「この前もチャンスをもらったのにドローという結果で、今回こそはランクが獲りたかった。藤田選手はトリッキーでしたけど、そういう人にでもしっかりボクシングをしなきゃこれからあたる上位には勝てない。力をつけていきたいと思います」とランキング入りを喜ぶ反面気を引き締めた。
加治木了太(28=大鵬)
メインの加治木はランキング入りを狙う奥田翔太(25=岐阜ヨコゼキ)を相手にランカーの実力をみせつけ3ラウンドKOで完勝。今年3戦を全てKO勝ちし強さを証明し「ノーランカーの選手とやる方がある意味やりにくかったですよ。まあ、今年3戦をKOで勝てたので来年タイトルを狙いたい。東洋太平洋は上位ですがどうなるんでしょうね。1敗も10敗も一緒。来年1年しっかりボクシングしてベルトを獲って辞めたいですね。ただの元ボクサーと元王者では違いますからね」と来年に向けての意気込みを語り会場を後にした。