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[試合後会見]2025.3.1

李健太vs渡来美響! ダウン応酬の名勝負!

 チャンピオンカーニバル超注目カード、日本スーパーライト級タイトルマッチ、王者の李健太(り・ごんて/28=帝拳)対同級1位の渡来美響(26=三迫)が1日(土)、後楽園ホールで開催された「第30回 WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」のメインイベントで行われた。

 超満員に膨れ上がった後楽園ホールには、無敗同士の戦いに対する期待と緊張感が漂い、観衆の視線は二人のボクサーに集中した。

 李が持ち前のテクニックで翻弄したのか? それとも、最強挑戦者決定戦を勝ち上がってきた渡来がベルトを奪ったのかーー。
李健太(帝拳)が負傷判定勝ち
 挑戦者の渡来が右フックを強振し、グイグイと攻め立てるのに対し、サウスポー李はジャブからワンツーにつなげて対抗。スリリングな攻防が続く中、渡来のワイルドな攻撃が目を惹いた。5回、渡来は左フックでダウンをゲット。前半終了時の公開採点は、47-47、48-46、49-45で渡来がリード。6回、プレスを強めた李は、左ストレートで倒し返すと、7回にも左カウンターでダウンを追加。目まぐるしく変わる展開に会場は大興奮! 9回、偶然のバッティングで渡来は左目上をカット。2度のドクターチェックの末、勝負は負傷判定に持ち込まれた。2度のダウンを奪った李が王座防衛に成功した。
「6ラウンドに前に出たことが功を奏した」

 前半の劣勢をひっくり返した李は、「(渡来選手は)もっと変則的だと思っていたが、意外と単調だった。厳しい戦いを乗り越えることができて、人生で五本の指に入るくらいうれしい」と笑顔が弾けた。

 6ラウンドに前に出たことが功を奏した。「気持ちを出して前に出たことで、追撃のパンチを当てることができた。そのプラン変更が上手くハマった」と、作戦変更の意図を明かした。

 帝拳ジムの大和心トレーナーも「途中から距離を潰した方がいいと変更した。途中から相手のパワーがなくなっているのも感じた」と語った。

「さらに強くなる」
 国内スーパーライト級で一つ抜けた存在になった李だが「今日の内容では、まだまだ。少し休んですぐに練習を再開したい」と、さらなる精進を誓った。
「練習してきたことが出せなかった」
 一方、初黒星を喫した渡来は「右を当てたい意識が強く、横着してしまった。最初から最後まで練習してきたことを出すことができなかった。いつものパフォーマンスが出せなかった」と声を絞り出した。

 コンビを組む丸山有二トレーナーは、「1〜2ラウンドに思っていた以上にパンチが当たったことで、力みが生まれて攻撃が単調になってしまった」と語った。

 三迫貴志会長は、「初回から動きが硬くて、大振りになってしまった。キャリアの浅さが出てしまったが、現時点で出せるものは出せたと思う。今日はチャンピオンが強かった。しかし、ポテンシャルの高さを感じた。未来がある選手で、必ずチャンピオンになる」と渡来の今後に期待を寄せた。
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