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米国・フロリダ州のハード・ロック・カフェで7日(日本時間8日)、WBC(世界ボクシング評議会)ライト級正規王座タイトルマッチが開催された。王者デビン・ヘイニー(21=米)が、元世界3階級制覇王者ユリオキス・ガンボア(38=キューバ)を相手に2度目の防衛戦に臨んだ。
ヘイニーが判定でV2達成
ジャブの差し合いで始まったヘイニーvsガンボア。ガードを固めプレッシャーをかけるガンボアに、ヘイニーはL字ガードからロングスパンのジャブを上下に散らした。ヘイニーとの距離が中々詰められずフラストレーションを溜めるガンボアは、4回にクリンチ際のパンチでレフェリーから注意を受ける。クリンチが多くなり始めた中盤、へイニーは右ストレートも上下に打ち分けてさらに試合のペースを掴んでいった。終盤8回にもガンボアはクリンチで注意を受けるのに対して、ヘイニーは再び丁寧にジャブを突き右強打に繋げた。再三のクリンチによって11回、ガンボアはホールディングの減点を言い渡される。そして最終12回はヘイニーが近距離で重いパンチを打ち込み勝利を決定付けた。判定は3-0(118-109、120-107×2)でヘイニーがV2を達成した。
他団体の王者達の活躍と比べ、少し物足りない内容となったヘイニーの戦績は25戦全勝(15KO)。2戦連続の世界戦も連敗となったガンボアは34戦30勝(18KO)4敗とした。