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WBO(世界ボクシング機構)フライ級3位の中谷潤人(22=M・T)が、5日から山梨県鳴沢村で走り込みを中心としたキャンプを張っている。新型コロナウィルスの影響で試合が伸びたため、今回が世界戦に向けた3回目の合宿となる。
8月21日(金)に後楽園ホールで同級1位のジーメル・マグラモ(25=比)と空位の王座を争う中谷は、法政大学泉重樹教授が考案したメニューの元、スタミナの強化と強靭な下半身を作り上げ、ベルト奪取に手応えを感じていた。
8月21日(金)に後楽園ホールで同級1位のジーメル・マグラモ(25=比)と空位の王座を争う中谷は、法政大学泉重樹教授が考案したメニューの元、スタミナの強化と強靭な下半身を作り上げ、ベルト奪取に手応えを感じていた。
雨の中走り切った
参加メンバーは中谷と日本ミニマム級2位の石澤開(23)、B級ボクサーの神足茂利(23)今年の新人王戦に出場している齋藤哲平(19)の4名。午前は雨が降る中、16qの長距離走をこなし、午後はダッシュを中心とした短距離走とインターバルトレーニング(不完全回復を挟みながら運動を繰り返すトレーニング方法)で追い込んだ。
良いトレーニングができている
3日目を終えた中谷は、「内容の濃いメニューを組んでいただき、世界戦に向けて万全のトレーニングができている」と充実感を口にした。
合宿に同行している泉氏は「しっかりと追い込んでいて良いトレーニングができている。これからのスパーリングで、もう一段コンディションを上げるための土台作りができた。チームM・Tでこのチャンスをモノにしたい」と世界王座獲得に太鼓判を押した。
合宿に同行している泉氏は「しっかりと追い込んでいて良いトレーニングができている。これからのスパーリングで、もう一段コンディションを上げるための土台作りができた。チームM・Tでこのチャンスをモノにしたい」と世界王座獲得に太鼓判を押した。