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[試合後会見]2024.12.31

堤駿斗が大晦日に世界挑戦者決定戦!

 WBA(世界ボクシング協会) 世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦が31日、都内の大田区総合体育館で開催された「Life Time Boxing Fights 25」のメインイベントで行われ、同級9位の堤駿斗(25=志成)と同級14位のレネ・アルバラード(35=ニカラグア)が対戦した。
堤駿斗(志成)が圧勝!
 序盤から、堤がジャブから右ボディストレートを決めてペースを掌握。絶妙なポジション取りでアルバラードに付け入る隙を与えず。5回、堤はカウンターの左フックでグラつかせて攻勢。その後も多彩なコンビネーションでダメージを与えると、8回に連打でレフェリーストップに持ち込んだ。
「合格点を上げてもいいと思う」
 2024年最後の試合を締めた堤は、「最初は見栄えの悪いパンチをもらったが、それ以外は問題なかった。今日は判定続きだったので、KOで勝って締めたかった。合格点を挙げてもいいのではないか」と、圧巻のパフォーマンスに納得の表情を浮かべた。
井岡一翔のアドバイスを実行
 尊敬する井岡一翔(35=志成)からのアドバイスを忠実に実行した。「(井岡さんから)日頃から『欲を出すと、駿斗の良さが消える。体力を削っていけば自ずとKOチャンスが来るから』と言われた。相手がタフなのは知っていったので、4〜5ラウンドはKOチャンスが来たが、的確に当てることを心掛けた。7〜9ラウンドにもう一度チャンスが来るので、そこで仕留めようと思った」。

「攻め急がず、KOチャンスを待った」

 今年4月の試合で、元世界王者のアンセルモ・モレノ(39=パナマ)にKO勝ちしたが計量オーバーで、半年間のライセンス停止処分を受けた。堤は「何度も辞めようと思ったが、ここで辞めたら応援してくれる人へ恩返しができない。同じ過ちを犯さないこと。そして、面白いボクシングを見せて、ボクシングの魅力を伝えていくこと」と、再びリングに上がる決意を固めた。
2025年世界へ!
 試合後、リング上で井岡に祝福された堤は、「井岡さんに『来年、一緒に世界チャンピオンになりましょう』と伝えた」と、2人で世界のベルトを巻く約束をしたことを明かした。

 WBA世界スーパーフェザー級王者のレイモント・ローチ(29=米)への挑戦権を獲得した堤だが、「世界挑戦はタイミングが合えば。スーパーフェザー級でトップランカーに勝って実力を証明して、周りに納得してもらってから進みたい」と慎重に言葉を選んだ。

レイモント・ローチ(米)への挑戦権を獲得

 ローチは、日本時間3月2日に米国ニューヨークでWBA世界ライト級王者のジャーボンタ・デービス(30=米)に挑戦する。その結果によって、今後の堤の方針が決まりそうだ。2025年の堤の動向から目が離せない!
「堤はスピードがあった」
 一方、なす術なく敗れたアルバラードは、「自分にとって、とても困難な試合だった。堤はスピードがあって、ついていくことができなかった。たくさんパンチをもらったので、レフェリーストップは仕方がない」と力なく答え、「堤は、グレートでとても良いボクサー。世界チャンピオンになれる素質を持っている」と語った。

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