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クルーザー級とスーパーミドル級の2階級に世界王者ら計16選手がエントリーして始まった総額5000万ドル(約55億5000万円)の賞金トーナメント、「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」の準決勝4試合がすべて決定した。今月27日、ラトビアの首都ラガで行われるクルーザー級のWBC(世界ボクシング評議会)王者マイリス・ブリエディス(33=ラトビア)対WBO(世界ボクシング機構)王者オレクサンデル・ウシク(30=ウクライナ)の統一戦をはじめ、2月24日までの1ヵ月に4試合が行われる。
クルーザー級に4団体の王者4人と4人の挑戦者、スーパーミドル級にWBA(世界ボクシング協会)スーパー王者ジョージ・グローブス(英)ら8人がエントリーし、準々決勝が昨年9月と10月に行われた。その結果、クルーザー級は4王者がすべて防衛を果たし、準決勝からは統一戦として行われる。興味深いのは勝ち残った8選手のうちWBAクルーザー級王者ジュニエル・ドルティコス(キューバ/米)を除く7選手が欧州圏出身だという点だ。近年のボクシング勢力図を反映しているともいえる。WBSSの準決勝4試合の日程と開催地、オッズは以下のとおり。
■1月27日@ラガ(ラトビア) WBC&WBO世界クルーザー級王座統一戦 マイリス・ブリエディス(ラトビア)vsオレクサンデル・ウシク(ウクライナ) ※オッズは5対1でウシク有利
■2月3日@アドレル(露) WBA&IBF世界クルーザー級王座統一戦 ジュニエル・ドルティコス(キューバ/米)vsムラト・ガシエフ(露) ※オッズは3対2でガシエフ有利■2月17日@マンチェスター(英) WBA世界スーパーミドル級タイトルマッチ(スーパー王座) ジョージ・グローブス(英)vsクリス・ユーバンク・ジュニア(英) ※オッズは3対2でユーバンク・ジュニア有利
■2月24日@ニュルンベルク(独) WBC世界スーパーミドル級ダイヤモンド・ベルト争奪戦 カルム・スミス(英)vsユルゲン・ブレーマー(独) ※オッズは5対1でスミス有利