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[海外試合結果]2020.9.27

カシメロ&チャーロ兄防衛戦のPBC興行第1部

 米国・コネチカット州のモヒガンサン・カジノで26日(日本時間27日)に、PBC(プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ)によるPPV興行が2部制で開催された。

 その第1部でWBOバンタム級王者ジョンリエル・カシメロ(30=フィリピン)が、全勝の挑戦者WBO同級11位のデューク・ミカ(29=ガーナ)をオープニング・バウトで迎え入れた。
 メインには双生児兄弟の兄、WBC世界ミドル級正規王者ジャモール・チャーロ(30=米)が、挑戦者WBC同級1位セルゲイ・デレイビャンチェンコ(34=ロシア)を相手にV4戦。WBAスーパーバンタム級正規王者ブランドン・フィゲロア(23=米)vs挑戦者同級14位ダミアン バスケス(23=米)戦も組み込まれた。

カシメロが強打でTKO勝利
 初回からバンバンと強打を打ち込むカシメロに対し、ミカもラウンド終盤に右を打ち込み盛り返すスタート。続く2回、ボディを効かせたカシメロが左フックでミカを倒すと、立ち上がったミカに襲いかかり2度目のダウンを奪う。なんとかこの回を凌いだミカだったが、次の3回でカシメロのアッパーを打ち込まれたところでレフェリーがストップ。カシメロの3回0分54秒TKO勝利で暫定時代と合わせ3度目の防衛に成功した。
 試合後、片手腕立て伏せを行い余裕をアピールしたカシメロは、インタビューの中で井上尚弥(27=大橋)との対戦も含めた次戦に希望を膨らませた。カシメロの戦績は34戦30勝(21KO)4敗。世界初挑戦で初黒星となったミカは25戦24勝19KO1敗とした。
チャーロ兄が判定で勝利
 過去2度の世界戦ではいずれも初回にダウンを喫している挑戦者デレイビャンチェンコは様子見をすると、王者チャーロもジャブで牽制した。すると3回にチャーロは右ストレートを打ち下ろしてデレイビャンチェンコの足をバタつかせる。中盤ではインファイトでデレイビャンチェンコが攻勢に出て王者に肉薄。両選手ともに攻撃的で手数も出る中、試合は終盤へと入っていき、最後まで激しい攻防戦を見せて試合終了。チャーロが3-0(116-112、117-111、118-110)の判定勝利で4度目のタイトル防衛に成功した。
 難敵を退けたチャーロの戦績は31戦全勝(22KO)、3度目の挑戦も実らなかったデレイビャンチェンコは16戦全勝(10KO)3敗となった。
フィゲロアが終盤TKO勝利
 スイッチヒッターでもある王者フィゲロアは初回、オーソドックスからサウスポースタイルにして、サウスポーの挑戦者バスケスと対峙。しかし、バスケスの真っ直ぐのパンチをもらってしまうスタートを切る。中盤に入るとフィゲロアは有効打を上げていき優位に試合を進めていく。9回にはフィゲロが左ストレートを打ち込み、バスケスが顔面を跳ね上げた。そして迎えた10回、バスケスは右目の腫れでドクターチェックを受けた後、ロープに詰められ、フィゲロアの連打に晒されたところでレフェリーが救済。フィゲロアの10回1分18秒TO勝利となった。
 V3を成功したフィゲロアの戦績は22戦21勝(16KO)1分、敗れたバスケスは18戦15勝(8KO)2敗1分とした。

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