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WBC(世界ボクシング評議会)スーパーフライ級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(34=メキシコ)と、世界2階級制覇王者で、一度はこのベルトを巻いたこともある同級1位のジェシー”バム”ロドリゲス(24=メキシコ)が日本時間の30日、米国・アリゾナ州フェニックスのフートプリント・センターで、激闘を繰り広げた。この階級のレジェンドで、長らく”ラスボス”に君臨してきたエストラーダと24歳のライジングスターの対決に注目が集まった。
ダウン応酬戦を制しロドリゲスがKOで再び王者に輝く
エストラーダは序盤から前で仕掛けると、サウスポーのロドリゲスは的確に左を当てた。3回にはロドリゲスがポジションを変えて、左アッパーを効かせた。続く4回、左アッパーから左ストレートを顔面に打ち込んで、エストラーダからダウンを奪った。しかし、5回にエストラーダが右ストレートでダウンを奪い返す。その後は、一進一退の流れから、再びロドリゲスが抜け出して、左アッパー、カウンターを打ち込んだ。そして迎えた7回、ロドリゲスが連続で左ボディアッパーを打ち抜き、再度ダウンを奪う。エストラーダは悶絶し立ち上がれず、試合は終了。ロドリゲスが7回3分KO勝利で、再びWBC世界スーパーフライ級王者に輝いた。
ジェシーが日本に来る!
試合後、リング上でインタビューに応じたエストラーダは、「コントラクトにもある通り、再戦を求める!今回はミスをした」と、ジェシーとのリマッチを要求した。
ロバート・ガルシアトレーナーは、X(旧Twitter)で、”Bam leaves to Japan Tuesday”(バムは、火曜日に日本に向かう!)と伝えている。
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