[年間表彰式]2026.2.17
技巧の極致が並び立つ! 2025年度技能賞は井上拓真と中谷潤人が同時受賞

「JAPAN BOXING AWARDS 2025」が17日、東京ドームホテルで開催され、2025年度の技能賞にWBC(世界ボクシング評議会)バンタム級王者の井上拓真(30=大橋)と、世界3階級制覇王者の中谷潤人(28=M.T)が選出された。高度な技術を極めた両者が、甲乙つけがたい評価の末に同時受賞という形で並び立った。
年間賞の選考は1月28日、都内の後楽園飯店で行われた優秀選考会で実施。東京運動記者クラブ分科会、ボクシング専門誌、ボクシングモバイルの各記者による投票で各賞が決定し、この日の表彰式で正式発表された。
技能賞は1回目の投票(投票総数34)で過半数に達する選手が出ず決選投票へ。その結果、井上と中谷が同票で並び、最終的に同時受賞が決まった。完成度、試合内容、技術の応用力という観点で両者の評価は拮抗していた。
2年連続で技能賞を受賞した中谷は「光栄ですし、これを励みにさらに頑張っていきたい。まだMVPを獲っていないので、そこを目指していきたい」とコメント。8年連続9度目のMVP受賞となった井上尚弥の存在を意識しつつ、頂点への意欲を口にした。
「(昨年、井上と対戦を約束してから)あっという間の1年だった。前回の試合でたくさん課題が見つかった。今年はそこを修正してさらに飛躍していく。今年はスーパーバンタム級で世界チャンピオンになる。そこに向けて頑張っていきたい」と力強く宣言した。
井上は、注目を集めた那須川天心(27=帝拳)との一戦を制し、世界王座に返り咲いた。卓越した距離感、精度の高いカウンター、隙を与えない防御技術。攻防が高度に融合した総合力の高さが強く印象づけられた。
囲み取材では、対戦が噂される世界4階級制覇王者の井岡一翔(36=志成)にも言及。「昨年の試合が評価されてうれしい。(昨年は)1試合しかしていないが成長した一年だった。ここで満足せずにMVPを狙っていきたい」とさらなる高みを見据えた。
今年の目標については「一番は王座統一戦。それができないなら皆がワクワクする試合」と語り、井岡との対戦を強く意識。大晦日に行われた井岡のバンタム級転向初戦を会場で観戦しており、「上手くて一流のタイミングを持つ教科書通りのボクシング」と分析。その上で「(対戦相手に)名前を出してもらえてありがたい。ぜひとも戦いたい」と前向きな姿勢を示した。「空間がヒリヒリするような試合を見せていきたい」との言葉に、王者の自負がにじんだ。
■技能賞
中谷潤人(M.T) 14票
井上拓真(大橋) 11票
矢吹正道(緑) 7票
寺地拳四朗(BMB) 2票
高見亨介(帝拳) 0票
堤聖也(角海老宝石) 0票
※井上尚弥(大橋)もノミネートされていたが、MVPを受賞し、重複での受賞は認められていないため
過半数に達していないため、決選投票
井上拓真 17票
中谷潤人 17票
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