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[記者会見]2024.2.22

田中恒成! 世界4階級制覇へ!

 WBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級1位の田中恒成(28=畑中)が22日、東京ドームホテルで開かれたトリプル世界戦の記者会見に出席し、ベルト奪取を宣言した。

 日本人3人目の世界4階級制覇を目指す田中は、2月24日(土)に両国国技館で開催される「Prime Video Presents Live Boxing 第7弾」で、同級2位のクリスチャン・エドゥアルド・バカセグア(26=メキシコ)と空位のベルトを争う。
「世界王者になる準備ができた」
 井岡一翔(34=志成)戦以来、約3年2ヶ月ぶりとなる世界戦の舞台。田中の表情はより一層引き締まっていた。マイクを握った田中は「相手の研究もしっかりとして調整してきた。自分自身も良いコンディションでここまできた。フィジカル面においてもメンタル面においても、世界チャンピオンになる準備ができている。バカセグア選手は、勇敢でドンドン前に出てくるファイターなので、激しい試合になると思う」と、世界4階級制覇に向けて気持ちを込めた。
「どんなことが起こってもブレない」
 井岡戦以降、強豪との対戦を経て、試行錯誤しながら自身のスタイルを作り上げてきた。「試合まで、そして試合中にどんなイレギュラーが起こっても、ブレずに立ち向かうこと。この3年間、世界チャンピオンになることを待ち望んでいるファンに、必ずチャンピオンになる姿を見せるという気持ちを最後まで忘れないこと」と決意を示した。
畑中清詞会長
 畑中清詞会長は「自信は100%。3年ぶりの世界戦だが、(相手とは)世界戦でのキャリアが違う」と田中の王座奪取に期待した。
「歴史に名を刻む」
 世界初挑戦のバカセグアは「ハードなトレーニングを集中してやってきた。この試合に勝って、家族に勝利を届ける。田中選手をライバルとしてリスペクトしている。歴史に名を刻むために戦う。セコンドの指示をしっかりと聞いて戦う」と意気込んだ。
決戦まで残り2日!
 ツーショット撮影では、田中が4階級制覇をする決意を込めて4本の指を立てるのに対し、バカセグアはナンバーワンをアピールするため1本の指を立てた。

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