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[イベント]2026.7.27

井上尚弥! バム戦に言及「喜んで戦いたい」

井上尚弥! バム戦に言及「喜んで戦いたい」

 日本ボクシング界をけん引する、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33=大橋)と、WBC世界バンタム級王者・井上拓真(30=大橋)が27日、地元・神奈川県座間市のスカイアリーナ座間で開催された「ざま井上兄弟キッズチャレンジフェスタ」に参加した。

 井上兄弟の凱旋イベントとあって、会場には大勢の子どもたちやファンが詰めかけた。質問コーナーやクイズ大会で交流を深めたほか、ミット打ち体験やロープワークにも挑戦。兄弟との触れ合いに、会場は笑顔と歓声に包まれた。


バムの動向を静かに見守る

 イベント後、囲み取材に応じた井上尚弥は、「気持ちとしては10月くらいに試合をしたいが、年内の試合予定はなく、拓真の合宿をサポートしたい。5月の試合が終わってから今日まで次戦の目処が立っておらず、どう過ごしていいかわからない。週5でロードワークと軽めのジムワークを続けながら、身体を休めている」と笑顔で、穏やかな日々を明かした。

 対戦が噂されるWBA世界バンタム級王者のジェシー・バム・ロドリゲス(26=米)について、「以前から話は入っていた。日本ではバムの階級アップに否定的な声もあるが、海外ではビッグマネーが絡めば試合をする流れがある。バムの動向次第だが、相手がやりたいのであれば待つ。自分とバムはフレームも同じ。やってみないとわからないが、この階級で戦いたい相手は他にいない。喜んで戦いたいが、2月に実現しなければ、自分の道を進む」と対戦への思いを明かした。

ドネア戦の経験を拓真へ

 9月に那須川天心(27=帝拳)とのダイレクトリマッチを控える拓真へは、「前戦と同じコンディションと気持ちを作ることが大事。前回の記憶を活かしてボクシングの幅を広げて、試合当日までの調整をしっかりしてほしい」と、自身がノニト・ドネア(42=比/米)との再戦で得た経験を踏まえてアドバイスを送った。

 今後については、「まだまだ戦いは続く。階級を上げて無敗のまま終わるのか、それとも違う道になるのかはわからないが、誰にも文句を言われない挑戦をしていきたい」と力強く語った。

「ゴールではなくスタートだった」

 子どもたちとの質問コーナーでは、世界王者になった時の心境を聞かれ、「チャンピオンになることが目標だったが、ゴールではなくスタートだった。今も目標やゴールはわからないが、達成した時に何を感じるかが大事。チャンピオンになって、そのことに気づくことができた」と振り返った。

尊敬しているのは父と大橋秀行会長

 また、尊敬する人物については、「拓真と同じで父(井上真吾トレーナー)を尊敬しているが、大橋秀行会長も尊敬している。プロモートや選手との接し方など、大橋ジムじゃなければ、ここまでベルトを獲ることはできなかった」と感謝の思いを口にした。

ボクシングを愛し続ける理由

 最後は、「両親が育ててくれて、ボクシングに出会い、結果を残せたことに感謝し続けている。チャンピオンになって13年。小学1年生から始めた大好きなボクシングを、最後に『やってきて良かった』と思える引退の時を迎えたい」と、競技人生への思いを語った。


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