ボクシングモバイルニュース

試合日程

試合結果

動画ニュース

ランキング

選手検索
[公開練習]2025.2.12

那須川天心! ボクシング界にとって勝負の一戦

那須川天心(帝拳)が公開練習

 WBOアジアパシフィック・バンタム級王者の那須川天心(26=帝拳)が12日、都内のジムで報道陣に練習を公開した。

 2月24日(月・休)、有明アリーナで開催される「Prime Video Boxing 11」で、前WBO(世界ボクシング機構)同級王者のジェーソン・モロニー(34=豪)と対戦する那須川は、今後のボクシング界にとって重要な一戦であることを明言した。

※ジェーソン・モロニーとジェイソン・マロニーは、同一人物です。


「もっとボクシングを盛り上げていきたい」
 那須川は「モロニー選手との試合が決まって、世間的な反応も良い。いつもの試合より注目度も高い」と難敵との決戦を心待ちにし、「『世界が近い』と言われるまでの位置に来た。そこは自分がしっかりと掴んできたもの。この一戦は、ボクシング界にとって勝負の一戦。この一戦ですべてを失うことにもなるし、(勝てば)さらに盛り上がっていけるかもしれない。勝つか負けるかで、日本のボクシング界がさらに盛り上がるのか、そうでないのか。自分のためだけの試合ではない。ボクシングが好きなので、もっと盛り上げていきたい。自分だけが盛り上がっても意味がない。業界を盛り上げてこそ。もっとたくさんの人にボクシングを知ってもらいたい」と、トップ選手としての自覚を示した。
前の手(右)の進化に手応えあり!
 昨年10月に行ったジェルウィン・アシロ(24=比)との一戦から、全体的なバランスの修正と前の手(右手)のレベルアップに取り組んできたようで、「これまでは相手のアクションに合わせて、攻める時に攻め切れなかったが、自分からプレッシャーをかけられるようになった。相手はどう出てきてもいいように準備してきた。モロニー選手は駆け引きが得意だが、自分だからこそできるフェイントを見せていきたい」と進化を約束した。
100ラウンド超のスパーリング
 コンビを組む粟生隆寛トレーナーは、「前の手の使い方を重点的にやってきた。モロニー選手とは、ボクシングの経験の差はあるが、格闘技での経験の差はない」と那須川の勝利に太鼓判を押した。

 試合に向けて週4回、100ラウンドを超える実践練習で調整してきた。

 スパーリング後は、粟生トレーナーとのミット打ちを3ラウンド、続けてボディプロテクターを装着したカルロス・リナレストレーナーとのミット打ちでたっぷりと汗を流した。
軽快な動きを見せた
 会見後には、WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級7位のアレハンドロ・ジャイロ・ゴンサレス(25=メキシコ)と3ラウンドのスパーリングを披露。サウスポー那須川は、ジャブを軸に距離をキープすると、リターンの右フックをヒット。2回、右から切り込むゴンサレスに対し、バックステップで被弾を回避すると、左ストレートを上下に打ち分けた。3回、那須川はサイドに回り込み、左カウンターを好打。プレスをかけてくるゴンサレスと真っ向から打ち合った。

 「ジャブは石を投げるイメージ」(那須川)というように、距離を測りつつ、ダメージを与えるジャブを見せた。
2月24日(月・休)有明アリーナ!
 練習後、囲み取材に応じた那須川は、「公開練習だが、普通の追い込み練習をした。普段、メディアの方々に練習を見てもらえる機会がないので、本気の練習を見せて、誠意を見せたかった」と話すと、「ここまでやってきたことに手応えを感じているし、自分のスタイルを確立できている」と語った。

 ボクシングに転向して2年が経過し、周りの反応も変わってきたという。「自分の試合を見て、キックボクシングではなく、ボクシングを始めたというキッズが増えてきたと耳にしている。新聞に出るようになって、街でも年配の方に声をかけられるようになった。自分にとってうれしいことだし、ボクシングをやる理由がまた一つ増えた」。モロニーとの一戦での那須川がどのような強さを見せるのか? 那須川のパフォーマンスに注目だ!

試合日程

試合結果

トーナメント

ランキング

選手検索

TV・ネット欄

王者一覧

タイトル戦

階級別特集

インタビュー

有料試合動画

データマニア

待受写真

全国ジム検索

注目選手

海外試合日程

海外試合結果

海外選手検索

海外注目戦

海外情報

基礎知識

ボクモバ投票

勝ちメシ

レッスン

ボクモバ占い
ボクモバトップページへ戻る