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　10月8日、後楽園ホールで開催される最強後楽園決勝戦。ウエルター級決勝で、牛若丸あきべぇ(協栄)は中川大資(帝拳)と対戦する。昨年12月、当時の日本ウエルター級王者・湯場忠志(レイ都城)に挑戦し、1ラウンドKO負けを喫し、再起戦で挑んだ4月の上石剛(コーエイ工業小田原)戦でも無念の1ラウンドKO負けと屈辱の2試合連続1ラウンドKO負けを体験した。牛若丸あきべぇはこの屈辱から這い上がる為、最強後楽園で優勝する事を自身復活の舞台に選んだ。決してこのままでは終わらない男・牛若丸あきべぇが、最強後楽園に賭ける意気込みを当サイトに語ってくれた。

□最強後楽園に向けて調整は？
あきべぇ｢そうですね。順調…ありきたりかも知れませんが本当、順調に仕上がっています。残された時間でやれる事は全てやります。時間と都合が合えば、試合に向けて出来るだけ多くの選手とスパーを重ねて行きたいですね｣

□対戦相手の中川選手をどう分析しますか?
あきべぇ｢長身を生かした、凄く上手い綺麗なボクシングをしますよね。自分の長所を理解しているし、生かした戦い方をするなって思います｣

□中川選手との試合展開を予想するなら?
あきべぇ｢アウトボクサーでもないし、普通に打ち合いになるんじゃないですかね?正直、あんまりビデオとかって観て研究してないんです。今まで対戦相手のビデオを観すぎて、空回りする事が多かったんで。10月8日は最終ラウンドまで行く事は無いと思う｣

□最強後楽園に賭ける意気込みを
あきべぇ｢自分にとって再起を図るには最強後楽園は最高の舞台!!ここで勝てばチャンスを掴める舞台に再び立てる。このチャンスをモノにし、タイトルマッチに行きたい。ベルトを巻かない事には格好つかないですから!!｣

□最後にファンにメッセージを!
あきべぇ｢10月8日、最強後楽園で新しく復活する牛若丸あきべぇを観に来て下さい。応援宜しくお願いします!!｣

　自身の復活を賭け、最強後楽園に挑む牛若丸あきべぇ。対戦相手の中川大資は、11勝のうち8KOとこちらもハードパンチを誇る。あきべぇは「最終ラウンドまでは行かない」と語り、打ち合いになる事を予想している。この一戦に勝利すれば、チャンピオンカーニバルで日本ウエルター級王者への挑戦権を獲得出来るだけに、両者一歩も引く事はないであろう。再起を図るには中川はハイリスクな相手であるが、勝利する事で王座挑戦権と言うハイリターンが得られる。最強後楽園で主役の座を奪い取る事が出来るのか!?牛若丸あきべぇ復活への舞台は整った!!

｢ボクモバの目｣
　牛若丸あきべぇは、15連続KO日本タイ記録を保持する強打者である。しかし、打たれ脆さをここ2試合で露呈してしまった。最強後楽園は対戦相手の中川大資より、昨年12月と今年4月にKO負けを喫した自分自身の影が本当の対戦相手になるのではないのか?この影を打ち破った時こそ、最高の結果を掴み、新たな牛若丸あきべぇが誕生する。