[特集]インタビュー
2008.9.24
最強後楽園インタビュー.2
フェザー級決勝
日本フェザー級4位
梅津宏治(ワタナベ)
返り咲きの時は来た!!
06年10月、梅津は当時の日本フェザー級王者・渡辺一久(角海老宝石)に挑戦し、乱戦を制して念願の日本フェザー級タイトルを奪取した。しかし、07年3月の初防衛戦で、粟生隆寛(帝拳)を挑戦者に迎え、フルラウンドの打撃戦を展開するも、無念の判定で粟生に日本フェザー級王座を奪われた。ここから梅津は長いスランプに陥る。最強後楽園決勝で再び拳を交える事となる高山和徳(船橋ドラゴン)とはドロー、秋葉慶介(角海老宝石)に敗戦を喫し、07年の梅津は崖っぷちに追い詰められていた。そして梅津は、最強後楽園を自身復活を賭ける最高の舞台と信じ参戦。7月の初戦、武本在樹(千里馬神戸)を判定で下し、10月8日に決勝戦を戦う。最強後楽園優勝!!そして、日本王座復権を狙う「哀・戦士」が意気込みを語った。
□最強後楽園に向けて意気込みを
梅津「最強後楽園、必ず優勝します!!願ってもないチャンスだし、僕が出場出来たのがラッキーでした。それにトーナメントで2回勝てばタイトルマッチですからね。優勝しかないですよ!!」
□高山選手をどう分析しますか?
梅津「高山選手とは去年戦ってドローになってますからね。ただ、あの時は全てが崩れていました。メンタル面・フィジカル面と全てのバランスが崩れていましたから。秋葉戦敗戦後、3月の復帰戦で結果を出し、会長・トレーナーをもう一度振り向かせる事が出来たし、完全復活しましたから!!高山選手云々と言うより、今は普通に戦えば問題ないです。勝てますから!!」
□試合展開の予想は?また注目点は?
梅津「試合展開としては高山選手が足を使い動き回り、ラウンド終盤に逃げ切れず手を出してくる。僕がプレッシャーを掛け、流れの中で高山選手をどう倒すかでしょうね。注目ポイントとしては…そうだ!!普通、トーナメントってウエイトの軽い順から試合が始まりますよね?最強後楽園決勝戦、哀しいんですが何故か僕の試合が一番最初なんです。そうすると試合開始が18時ですから、なかなかお客様が…。決勝は平日の開催ですから、18時は厳しいですよね。試合のポイントは、もう入場から全開で行きますんで、しっかり入場から観て頂いて、試合では僕の復活した、成長した姿をその目で観て下さい!!」
□最後にファンにメッセージを!
梅津「実は僕、試合で3連勝しかした事ないんです。3月の復帰戦を勝って、7月勝ち、最強決勝で勝って3連勝。そして、タイトルマッチで勝って、自身初の4連勝を目指します!!最強後楽園必ず優勝し、来年のタイトルマッチで日本王座に返り咲きます!!応援お願いします」

梅津は一時期の不振から這い上がり、再びタイトル戦線に浮上する事が出来るか?日本フェザー級王座は、梅津から王座を奪った粟生が世界王座に挑戦する為、日本王座を返上。最強後楽園決勝に先駆け、日本王座決定戦として10月4日、松田直樹(帝拳)VS澤永真佐樹(赤城)戦が行われる。この日本王座決定戦勝者に、梅津か高山が挑戦する事になる。激動を迎える日本フェザー級戦線。梅津はリングと言う荒野を駆け抜ける事が出来るのか!?
「ボクモバの目」
インタビューで「3月の復帰戦で下手な試合したら引退の危機でした」と話した梅津。「危うく引退」と話したが、復帰戦で会長・トレーナーを納得させる内容だったからこそジム側も最強後楽園出場を認めたのであろう。一度どん底を味わった梅津が、ここから日本王座への返り咲きを実現させたならば、長期政権を築く事も夢ではない。しかし、決勝の相手である高山和徳も一筋縄で行く相手ではない。10月8日、最強後楽園フェザー級決勝戦は第一試合にゴングが鳴り響く!!
フライ級決勝進出
村中 優(F赤羽)>>
フェザー級決勝進出
高山和徳(船橋D)>>
ライト級決勝進出
熊野和義(宮田)>>
ウェルター級決勝進出
牛若丸あきべぇ(協栄)>>
ミドル級決勝進出
氏家福太郎(新日本)>>
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