日本スーパーウェルター級1位の中島玲(24=石田)は、4月1日(土)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で開催される「3150FIGHT SURVIVALvol.4」で同級2位の加藤寿(37=熊谷コサカ)との日本スーパーウェルター級暫定王座決定戦に臨む。

　昨年11月に挑戦者決定戦に出場する予定だったが、相手の棄権により中止。挑戦権を手にして2度目の日本タイトルに挑む。相手の加藤は、キャリア17年目のベテランでタイトル初挑戦だ。

　電話取材に応じた中島から、これまで以上に王座奪取への思いの強さを感じた。

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■当初は、出田裕一選手(三迫)に挑戦する予定でしたが、出田選手の怪我のため加藤選手との暫定王座決定戦が設けられました。
中島 誰と戦っても負ける気がしません。暫定王座で少し「う〜ん」という思いもありますが、勝てば正規王者とできるので。試合数が増えると前向きに捉えています。

石田会長が持っていたベルトを獲る

■日本スーパーウェルター級王座は、石田順裕会長が保持していたベルトです。
中島 前回、失敗しているので今回は絶対に獲りたいです。

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■石田会長からはどのようなことを言われていますか?
中島 会うたびに「玲!任せたぞ!」と。スパーリングが終わってから、アドバイスをもらったりもしています。

■前回のタイトルマッチ(松永宏信戦)を経て学んだことを教えてください。
中島 以前は自分が弱すぎました。しかし、10ラウンド戦えたことは良い経験になりました。長いラウンドでのペース配分もわかりましたし、次はそろそろKOできるのではないかと思います。

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■ここまでKO勝ちがありませんが、そこは気になりますか?
中島 試合中は、倒したい気持ちを抑えているのですが、KO勝ちがないのはプロとしてはどうかなと思います。格好悪いなと。

パワーも見せる

■中島選手のテクニックやスピードに魅力を感じますが。
中島 それを見せつつ、パワーも見せられたら。佐々木さん(佐々木佳浩トレーナー)とタイミングや打ち方を取り組んできてかなり変わったと思います。

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