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2020.9.11


ボクサーのためのプロテイン(前編)
 プロテインとは日本語でタンパク質を表し、食品でいうと肉や魚、大豆製品、卵、乳製品などに含まれていて普段の食事から摂取できる栄養素で、ボクサーには必要不可欠なものだ。しかし、タンパク質の量を優先して食事メニューを決めると、余計な資質やカロリーを摂取してしまいがちだ。
 そこでプロテインのサプリメントを服用し、ボクサーに必要な栄養素を採り入れていくのだが、知識が浅かったりコストがかかるという理由で「何をどのように買っていいのかわからない」というボクサーも多いはずだ。


 イマオカボクシングジムの会長で第34代OPBF東洋太平洋フェザー級王者の今岡武雄氏とチーフトレーナーで第39代日本スーパーバンタム級王者、WBOインターナショナル同級王者の石本康隆氏が共同で開発したボクサーのためのプロテイン「ボクシングプロテイン」を前編と後編に分けて紹介する。
 今回はなぜ、「ボクシングプロテイン」を作ることになったのか?プロテインはボクサーにとってなぜ必要なのかをお届けする。



■まず、なぜボクシングプロテインを開発しようと思ったのでしょうか?きっかけを教えてください。
今岡 私が引退したのが1999年で、石本は2017年に引退して18年差があります。その間に「現役時代はどんな物を食べて調整していたのか」。「どのような練習をしていたのか」などボクサーの食生活や知識がどのように変わってきているのかを話しました。我々の時代のプロテインというと、筋肉をつけるイメージで限られた人しか飲まないものだと思っていました。

■筆者も同じイメージです。
今岡 でも、聞いてみるとそうではないと。プロテインはイコール、タンパク質であって、タンパク質が大事だということで話が盛り上がりました。今はサプリについて勉強している選手も多いのですが、まず"何を飲んでいいのかわからない"じゃないですか。まだ完全には網羅しきれていない、自信がなくてなかなか飲むことができないとか。あとは価格が高くて心配だとか。



■確かにそうかもしれません。
今岡 一人ひとりが栄養学を勉強できるのかというところでは、なかなか難しい面がある。プロテインは各社が出しているのですが、"ボクサーのために必要な栄養素が入っているプロテイン"を作れないものなのか。これまで大手メーカーが出しているプロテインは、私が調べた限り、スポーツ専用のプロテインはなかったのです。そこで、このボクシングに特化したプロテインを作ろうと思いました。

■これまでスポーツ専用のプロテインがなかったというのは意外です。
今岡 本来だったら食べ物から栄養を採るのが良いのですが、私の現役時代もそうだったのですが、ひとり暮らしをしている中で時間がない、お金も知識もない。いくら正解があってもそれができていなかったら意味がない。理想は食事から採るのが一番良い。それができないなら、サポートができるものを作ろうと思いました。これがベースではないのですが、どの栄養素が足りないのか?どんな問題点があるのかなど、全部ピックアップしていったところ、プロテインだけでなく、プロテインの吸収を早めるものや、疲労回復やダイエット効果、デトックス、女性が飲んで美肌効果がある。体に良いという面でボクサーに限らずなのですが、体に良いものを取り入れていきたいということで一つひとつの成分を解析して、どれをどのように入れていけばよいかを私と石本、それと栄養士で3ヶ月かけて作りました。あとは選手にヒアリングしながら試行錯誤していきました。



■石本さんは現役時代にプロテインを摂取していたのでしょうか?
石本 はい。4回戦時代から飲んでいました。その時は20年前なのでスポーツショップに並んでいたわけではなく、プロテインの味も美味しくなかったので鼻をつまんで飲んでいました。私はプロテインやアミノ酸などを分けて飲んでいましたが、どうしてもコストがかかっていました。これらの成分を一つにまとめてコストも落としてお財布にも優しいものを作りました。

■1ヶ月にどのくらいお金をかけていたのでしょうか?
石本 米国産のプロテインを飲んでいたのですが、それ以外にもサプリメントも飲んでいたので1万円を超えるくらいでした。

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