試合日程

試合結果

選手名鑑

王者一覧

全国ジム紹介
インタビュー
[特集]リングサイドの目
2019.10.1


WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
 大阪決戦として注目されたWBA世界ライトフライ級タイトルマッチ、スーパー王者の京口紘人(25=ワタナベ)対同級1位の久田哲也(34=ハラダ)。デビューから無敗を誇り、2階級制覇を成し遂げた京口は、世界戦では初の地元でのリング。方やキャリア16年目、46戦目で世界戦の舞台に駆け上がった久田。好戦的な両者は初回から激しく打ち合った。
観衆:3500人


 ジャブの差し合いでスタートした試合は2回、プレスを強めた京口に久田の右カウンターがヒット。さらにワンツーでグラつかせ会場を盛り上げた。京口はジャブで圧力をかけるが、久田は研究の成果を発揮しクリーンヒットをもらわず。それでも京口は6回にワンツーで久田の膝を揺らすと左アッパー、左フックでペースを手繰り寄せた。すると9回、京口は右アッパーから右フックをねじ込みダウンを先取。立ち上がってきたところにパンチをまとめ勝負をかけたが、久田も驚異の粘りでタイトルへの思いの強さを感じさせた。終盤は接近戦でショートパンチの応酬となるが、京口がラウンド終わりにパンチをまとめて見栄えの良さをアピールした。12回、久田は渾身のパンチで迫ると、足を使う京口を追いかけた。ジャッジに委ねられた激闘は、京口が中差判定勝ちで2度目の防衛に成功した。





■WBA世界ライトフライ級スーパー王者
■京口紘人(ワタナベ)
「ダウンを取れたことは良かったが、相手が研究してきてもらったらダメなパンチをもらってしまった。2ラウンド目にもらったパンチは効いたが、ジャブを突いてボクシングをすることを心掛けた。泥臭いボクシングをしてくると思っていたが、予想以上にタフで良い選手で、自分の良いところを潰されてしまった。ポイントは競っている思ったが、負けはないなと思った。久田選手の健闘を許してしまったことが反省点。右クロスが研究されていた。タフな相手に冷静に進められたことは良かった。来年中には、統一戦をしたいが今はゆっくり休みたい」



■渡辺均会長
「前半、もっと圧倒できると思ったので予想外でハラハラした。今は休ませて来年、ファンが望むような大きな試合をさせたい」



■WBA世界同級1位
■久田哲也(ハラダ)
「めっちゃしんどかったですね。一番は勝ってみんなに感動を与えたかったのですが、叶いませんでした。2ラウンドの右ストレートは練習していたものですが、行き切れませんでした。焦りもあったし、熱くなりすぎました。今後のことは9割あきらめの気持ちですが、家族と話をして決めます。9敗しているボクサーでも諦めなければここ(世界)までこれるので、後輩には頑張ってほしい。ありがとうございました!」



■元世界3階級制覇王者
■長谷川穂積氏
「プロの試合の経験では久田選手の方が圧倒的に上でしたが、戦ってきた相手、強豪とのキャリアの差がでた試合。乱打戦でもポイントを取ってるように見せた京口選手の上手さ。ただ両者に拍手を贈りたい」



■前WBO世界スーパーフェザー級王者
■伊藤雅雪(横浜光)
「日本人同士で盛り上がった良い試合で刺激をもらった。京口君は大好きなボクサーでしたが競ってしまった部分があった。久田選手に気合いを感じた。お互いのアッパーが鍵となったが、最終的には京口君の方がスタミナがあってよりパワフルで地力の強さを感じた。久田選手はよく研究してきて入り際の左右アッパーを当てていたし、京口君が得意なアッパーをもらわなかった。見応えのある試合で、自分も日本人と戦っても良いなと思いました」

>>>




ボクモバトップページへ戻る