WBA(世界ボクシング協会)女子ミニマム級王者の黒木優子(34=真正)は、10月18日(土)、ドイツ・ハンブルグでWBO(世界ボクシング機構)同級王者のサラ・ボルマン(35=ドイツ)との王座統一戦に臨む。

　黒木は、今年6月に鈴木なな子(26=横浜光)に判定勝ちし、初防衛に成功。その力を技術を証明した。勝てば2階級での2団体王座統一を果たす。重要な一戦に臨む黒木に心境を聞いた。

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■最初に王座統一戦が決まった時の心境を聞かせてください。
黒木 「また、統一戦ができるんだ」とうれしかったです。王座統一戦を見据えた時に他団体のチャンピオンは海外の選手なので、あとは場所次第だなと思っていました。早い段階で相手陣営が王座統一戦を希望していると聞いていたので、驚きはなかったです。

■黒木選手としても願ったり叶ったりと。
黒木 そうですね。

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■試合ではないですが、ドイツには行ったことがありますよね?
黒木 山中菫の試合のサポートで2回行きました。半年に1度のペースで行っていますね。

■ドイツに行った時に感じたことを教えてください。
黒木 時間もしっかりとしていましたし、悪いイメージはないです。良い環境でできればなと思います。山中の世界戦の時も公開練習や前日計量では、相手陣営との接点がありましたが、それ以外は自由時間でした。海外での試合だと行事で連れまわされるとか聞くのですが、そういったことはありませんでした。

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■ボルマン選手の印象を教えてください。
黒木 すごく鉄壁なガードとジャブを主体にしっかりと淡々と組み立ててくるタイプです。攻撃力はそこまでないですが、やりにくそうです。

■独特なタイミングを持っていますよね。
黒木 そうですね。あと、映像を見る限りですが、ガッチリとしています。距離感がすごく良いとは思いませんでしたが、相手のパワーに対してパワーで対抗すると分が悪そうですね。

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