見どころ:OPBF東洋太平洋Sフェザー級王者の波田の初防衛戦。昨年6月に坂晃典(仲里)にKO勝ちし戴冠。左右ともに爆発力があり、チャンスに一気に畳みかける攻撃型サウスポー。16勝中15KOと高いKO率を誇る。挑戦者の渡邉は硬いブロックとジャブから多彩なコンビネーションに繋げる堅実な試合運びが持ち味。これまで数々の強豪と拳を交えてきたキャリアを持つ。チャンピオン攻略に取り掛かる。

元IBF世界Sフェザー級王者の尾川は、世界戦で敗れてから3連勝中。強烈な右ストレートで格の違いを見せつけたい。

日本フェザー級5位の嶋田は、ジャブを軸に基本に忠実なタイプ。ここまで8戦7勝(2KO)1分と安定した成績を残している。タイトル挑戦をアピールする内容を見せたい。ランキング返り咲きを狙う向山は、キレのある左ストレート、左アッパーが光るサウスポー。序盤から相手のペースをかき乱したいところだ。

元日本ランカーの内構は、馬力を活かした攻撃が魅力の右ファイター。昨年8月以来の再起戦となる。7戦全勝(3KO)のチャンは、活動拠点を日本に移して初めての試合だ。