日本バンタム級王者の増田のV1戦。今年4月に富施郁哉(ワタナベ)に挑戦し4回KO勝ちでタイトル奪取に成功。一撃で気仕留める左ストレートが魅力だが、前戦は右フックで決めた。試合を重ねるごとに決定力が上がっており、伸び盛りのチャンピオンだ。キャリア20年目で初のタイトルマッチに臨む宇津見は、変則的な角度から繰り出すパンチで崩していく試合巧者。相手のパンチを避け続ける集中力と先制攻撃が必須だ。

OPBF東洋太平洋王者の波田が、ノンタイトル戦に臨む。タイトル挑戦経験のあるカルコシアに持ち前の強打を炸裂させたい。KOに繋げるまでの組み立てに注目。

来年のチャンピオンカーニバルで日本王座に挑戦する高見のタイトル前哨戦。躍動感あふれる攻撃でこれまでKO負けがないカインドを倒しベルト奪取に弾みをつけたい。

試合:金子は、今年7月以来の再起戦。KO負けのショックを払拭するファイトに期待。打ち終わりを警戒しながら得意のジャブで組み立てて、ジワジワと攻めていきたい。

※大塚棄権 試合中止