亀田和毅とドラミニによる因縁の再戦。昨年10月の対戦では、ドラミニが持ち前のハンドスピードを活かしたボクシングで神経戦を制した。亀田は、今年3月に行われた再起戦で勝利。攻撃的なスタイルで圧勝した。亀田としては序盤からアグレッシブさを見せてペースを握っていきたい。

前WBC世界ミニマム級王者の重岡優大の再起戦。今年3月にメルビン・ジェルサエム(比)に敗れた重岡だが、隙のないボクシングで完勝し年内での王座奪還を目指す。WBO世界ミニマム級12位のサルバは、2019年9月にペドロ・タドゥラン(比)とのIBF世界ミニマム級王座決定戦で4回TKO負け。しかし、初回にダウンを奪っており重岡にとって侮れない相手だ。ステップを刻みながら一気にギアを上げてチャンスにパンチをまとめる好戦的なタイプだ。

日本ユース・フライ級王者の野上は、今年3月に富岡浩介(RE:BOOT)との激戦を制して戴冠。キレ味鋭い左ストレートと右フックが光る技巧派サウスポーだ。ここを勝ってOPBFランキング入りも目指す。スマボンは2022年9月に現日本Sフライ級2位の重里侃太朗(志成)と引き分け。タイミングの良い右ストレートと上下の打ち分けを得意とする。

前OPBF王者のカタラジャは、思い切りの良さと当て勘が魅力の好戦的なタイプ。日本には度々、スパーリングで来ているが試合をするのは初めてだ。タイトル初挑戦のトーレスは、今年5月に当時のWBO世界バンタム級1位のレイマート・ガバリョ(比)に初回KO勝ちし世界ランキング入りを果たした。多彩なコンビネーションとチャンスを逃さない嗅覚が魅力だ。KO決着濃厚の一戦!

これが3度目の対戦で佐々木が1勝(1KO)1分。日本ユースSウェルター級王者の佐々木は、今年6月に激戦を制して現在4連勝中。フィジカルの強さを活かした馬力のある攻撃が魅力だ。大島は今年4月の試合で逆転勝ちしランキング入りを果たした。勢いのある佐々木を止めにかかりたい。

伊集院は、突き刺すようなジャブを軸に着実にポイントを重ねていく好戦的なタイプ。中国の刺客を撃破して存在感をアピールしていきたい。

宮川は緩急をつけた左ストレートが光るサウスポー。今回がB級初戦だ。プロキャリアで上回るジュアイを倒し存在感をアピールしたい。