WBO-AP王者のぬきは、重厚なプレスから左右フック、左ボディで崩していく右ファイターで14勝中10KO高いKO率を誇る。OPBF東洋太平洋Sバンタム級王者の菊池は、階級を下げて挑戦者としてリングに上がる。足を使いながら打ち終わりに右フック、左ストレートでポイントをピックアップするサウスポーのアウトボクサーだ。ぬきが捕まえるか?菊池が捌くか?

日本ミドル級1位の友松は、馬力を活かした攻撃が魅力の右ファイター。タイトル挑戦をアピールしたい。2度目のランカー挑戦の鈴木は、ジャブから多彩なコンビネーションで攻め立てるバランスの良い右ボクサーファイターだ。

日本ウェルター級8位の星は、今年2月に再起に成功。ボディワークと左を軸としたコンビネーションが光る試合巧者だ。日本Sライト級3位の大野は、昨年8月の日本王座戦以来の再起戦。12勝中11KOと数字が示す通り、左右ともに破壊力のあるパンチが魅力だ。両者ともタイトル再挑戦に向けてアピールしたい。

※上野負傷棄権 試合中止