注目: ボクシング人生をかけたリベンジマッチで世界王座奪還に挑む村田諒太。返り討ちを誓うチャンピオンのロブ・ブラント(米国)は初防衛戦をKO勝利でクリアし、王者の自覚も見られる。手数とスピードが持ち味のブラントに村田の右ストレートは、炸裂するのか? 平成に手に入れ、そして、手放したベルトを令和元年に獲り返すことはできるのかー。注目のリングはエディオンアリーナ大阪。

注目:日本人現役最多防衛中の拳四朗が初の地元関西で6度目の防衛戦を迎える。相手のタコニンは32戦28勝(22KO)3敗1分けのサウスポーで拳四朗とかつてスパーリングで手を合わせたことがある。拳四朗はその時の印象を、「パンチがあり、接近戦が上手かった」と話すと、「序盤から勢いよく来ると思うので、ジャブで距離を保ちたい」と試合展開をイメージした。自他ともに認める抜群の距離感を武器にここまで危なげない内容で防衛テープを伸ばしてきた拳四朗。サウスポーを苦にしておらず死角は見当たらない。打ち合いに付き合わず中盤から後半にかけてのKOに期待!

注目:ここまで8戦全勝全KOのパーフェクトレコードを更新中の清水が、階級を上げて2本目のベルトを狙う。7ヶ月ぶりのリングになる清水だが、バランス矯正に努めてパワーアップしてきた。チャンピオンのノイナイは4月に坂晃典(仲里)に2回KO勝ちしておりこれが初防衛戦になる。強豪王者に挑む清水だが、ダメージを最小限に抑え自然の流れで倒すと誓った。ロンドン五輪でともにメダルを獲得した盟友、村田諒太に勝利のバトンを繋げるためにも今回もダイヤモンドレフトを炸裂させたいところだ。