元OPBFバンタム級王者の中嶋がスーパーバンタム級で2本目のベルトを狙う。1階級上げてから3戦3勝(3KO)。前戦は、2度のダウンを喫したが持ち前の気持ちの強さで逆転KOを呼び込んだ。打ち終わりを狙われたため、課題を修正してタイトル戦に挑むだろう。初来日のデメシーリョは、23戦16勝(10KO)5敗2分のオーソドックススタイル。2019年3月にはマイケル・ダスマリナス(比)とIBFバンタム級挑戦者決定戦に出場し判定負けを喫している。中嶋の豪快なKO勝ちに期待!

※小浦体調不良のため棄権 試合中止

見どころ:世界ランカー小浦は昨年10月以来のリング。前戦は、負傷引き分けで自身としても消化不良はなず。本来のキビキビとした動きを見せて存在感をアピールしたい。高田は、昨年11月に日本ユース王者の森且貴(大橋)を撃破してランク入り。出入りを活かしたボクシングから角度のある左で2連続KO中だ。

元スーパーライト級2冠王者の井上が、2年7ヶ月ぶりにカムバックする。永田大士(三迫)に初黒星を喫し一度ボクシングから離れたが復帰を決意。井上兄弟とのトレーニングで腕を磨いてきた。タイ国ライト級2位のアイエムヨッドは4戦全勝(4KO)。井上としては、ブランクを感じさせない動きを見せたい。

日野は、2021年11月に当時の日本王者の丸田陽七太(森岡)に挑戦して以来の再起戦。独特のテンポから打ち込む左ストレートを得意とする。1年3ヶ月ぶりのリングで復活を印象づけたい。ランキング上位を狙う池側は、今年10月に石井渡士也(REBOOT.IBA)と対戦し引き分け。ハイレベルな攻防を繰り広げた。中間距離から打ち込むキレ味鋭いカウンターが光る。