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[試合後会見]2014.7.29

ベルトへの執念

ベルトへの執念

 角海老宝石ジム「夏の怒涛のタイトルマッチ5連発」の第2弾、日本スーパーライト級タイトルマッチ、王者・岡田博喜(22=角海老宝石)対指名挑戦者の同級1位シャムガル興一(28=三迫)の一戦が28日、後楽園ホールで開催された。元同門でプライベートでも仲が良いという二人だが、25戦目で初のタイトル挑戦権を掴んだシャムガルは、勝負は別とばかりに序盤から王者に襲いかかりベルトへの執念を見せた。
仰け反るシャムガル
 岡田は足を使いながらキレのあるワンツー、強烈な左ボディで捌いていたが、シャムガルがガードを固めながら一歩も引かずに左右のフックで応戦。岡田にペースが傾きそうな場面でも回転の速い左右を強引に打ち込み、完全には渡さず。5ラウンド終了間際には右フックで王者をダウン寸前にまで追い込んだが、途中採点は2者が48-47で岡田、1者が47-48でシャムガルと王者が僅かにリードを守る。後半に入り、シャムガルのパンチで左目上を2箇所切り裂かれた岡田は試合後、「何度も気持ちが折れかけた」と話したが、その度にジャブ、ワンツーの手数で突き放し、致命打までは許さず。シャムガルも何度も岡田のワンツーに仰け反るも前進を止めず、どちらがダウンしてもおかしくない壮絶な打ち合いがラストまで繰り広げられ、まれに見る総力戦に会場は大興奮となった。
採点表
 しかし判定は、シャムガルの予想以上の善戦も岡田が3者ともの96-94で逃げ切りに成功。初防衛に成功した。
試合を覚えていないとシャムガル
 「僕、ダウンしました?」と、シャムガルの逆取材から始まった控室での試合後会見。最終回までの激闘を「必死でした。ほとんど覚えてません」と試合の記憶をたどり始めると「倒したかった。(相手が)倒れそうになったのを覚えている。チャンピオンになるのは甘くねえなあ」と下を向いたまま悔しさをかみしめた。「何が足りなかったんだろう? 気持ち? スタミナ?」と、自問自答しながら会見を終えた。
挑戦者の執念を感じた
 一方、左目上の2箇所の傷、特に上部の傷は幅約4cm、かなりの深さまで切れていた岡田は、「パンチの手応えはあったが、それでも前に出てくる挑戦者の気持ちが凄かった。ある程度は覚悟していましたが、フラフラです」と薄氷の勝利に安堵の顔をのぞかせた。それでも「前回に続き10ラウンドを戦えたことと、新しい発見もあった」と収穫も得た模様。試合前の取材で王座への執着心はないと話した岡田だが、「やっぱりベルトは取られたくなかった。最後は負けたくないという意地でした」と王者としての自覚を感じさせた。
ここまで切れたのは初めて
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