清水、次戦は10日

　既報のとおり清水は5日の準々決勝でモハメド・ウーダヒ(アルジェリア)に17対15で競り勝った。ボクシングでは3位決定戦を行わないため、この時点で銅メダル以上が確定した。過去に日本のアマチュアボクシングは60年ローマ五輪で田辺清がフライ級銅、64年の東京五輪でバンタム級金メダルの桜井孝雄氏、68年メキシコ五輪で森岡栄治氏がバンタム級で銅メダルを獲得しているが、以後は44年間もメダルから遠ざかっていた。
　すでに快挙を達成した清水だが、10日には銀メダル以上を狙って優勝候補の一角ルーク・キャンベル(英)と対戦することになっている。ちなみにキャンベルは5日の準々決勝ではデテリン・ダラクリエフ(ブルガリア)に16対15で競り勝っている。清水がキャンベル戦も突破すると、その先には12日の決勝が待っている。