[試合後談話]2025.8.16
坂井涼と浅海勝太が日本フライ級挑戦権を懸けて激戦!

日本フライ級最強挑戦者決定戦が16日、名古屋市露橋スポーツセンターで開催された「SOUL FIGHTING」で行われ、同級2位の坂井涼(22=畑中)と同級3位の浅海勝太(30=MR)が、来年のチャンピオンカーニバル出場をかけて熱戦を繰り広げた。
野上翔(25=RK蒲田)が新チャンピオンとなり、大きく動いたフライ級戦線。野上がリングサイドで観戦する中、坂井と浅海の意地がぶつかり合った!
浅海が細かくジャブを突きながら、緩急を意識したコンビネーションで見栄えの良さをアピール。4〜5回、坂井はジャブを軸に盛り返したが、6回〜7回は浅海がボディにパンチを集めて攻勢。最終8回は坂井はワンツー左ボディを好打した。ジャッジ2者の支持を得た浅海が挑戦権を獲得した。
激戦を制した浅海は「今日は丁寧に戦うことを心掛けた。前半にポイントを取れたのが大きかった。相手が前に出てきても下がらなかったのが勝因」と振り返り、「やっとここまでたどり着いた」と、キャリア10年目で掴んだ日本王座挑戦権を喜んだ。
来年のチャンピオンカーニバルで野上翔(RK蒲田)に挑戦!
来年のチャンピオンカーニバルで野上に挑む浅海は、「チャンピオンが交代したことは知っていたが、目の前の試合に集中していた。最近は自分みたいな戦績がどっこいの選手はあまりいないと思う。叩き上げボクサーの意地を見せますよ」と、ベルト奪取に気持ちを高めた。
一方、悔しい敗戦となった坂井は、「すべてが自分のミス。効いたパンチはなかったが、少しやりにくくて、後手に回ってしまった。一番やってはいけない負け方だった」と唇を噛み締めた。それでも「また頑張ります」と巻き返しを誓った。
試合を観戦した野上は、「距離感の良さは坂井選手だったが、有効打は浅海選手で、ジャッジの好みが分かれる展開。どっちが勝ってもおかしくない試合だった。浅海選手が離れ際の上手さなど経験があった。動画で見るより会場で観戦してよかった」と感想を語った。
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