[試合後会見]2025.5.5
WBO世界フェザー級王者! R・エスピノサのV3戦!

WBO(世界ボクシング機構)フェザー級王者のラファエル・エスピノサ(31=メキシコ)が日本時間の5日、米国ラスベガスTモバイルアリーナで、同級10位のエドワード・バスケス(29=米)を迎えて3度目の防衛戦に臨んだ。
185pの長身オーソドックス・エスピノサと、2度目の世界挑戦のバスケスが対峙した。
初回から、エスピノサがシャープなジャブから右アッパーを好打。プレスをかけて左フックを繰り出すバスケスに対し、真っ向から打ち合うと、右ボディストレートで効かせて完全にペースを支配。4回、エスピノサは前に出て、アッパーを軸にダメージを与えた。7回、エスピノサは右アッパーからコーナーに詰めて、怒涛の連打でレフェリーストップに持ち込んだ。圧巻の内容を見せたエスピノサは、3度目の防衛に成功した。実力はもちろんのこと、とても人気がある選手なのを感じさせた。
試合後、会見に出席したエスピノサは、「バスケスは、チャレンジャーらしく殴っても常に前に出てきた。試合前にハードトレーニングでコンディションを作ってきたから、勝つことができた」と振り返った。
今後について聞かれたエスピノサは、「現在、ボクシングキャリアにおいて頂点にいる。もっと自分の強さを見せたい。私はボクシングが好きだし、皆に求められるボクシングを見せていきたい」と、さらなる飛躍を誓った。
シェアする
LINEで送る