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[引退]2025.4.22

元日本バンタム級2位の杉本太一が引退を表明

 勝輝ボクシングジムは22日、元日本バンタム級2位の杉本太一(26=勝輝)が現役引退を表明したことを伝えた。

 杉本は2017年12月にデビューし、2020年西日本新人王に輝くと、2024年4月に富施郁哉(26=ワタナベ)との日本バンタム級王座決定戦に出場。5回TKO負けでベルト獲得の夢は叶わなかった。そして、同年8月に行われた田村亮一(JBSPORTS→引退)との試合が、杉本にとってラストファイトとなった。
澤野チーフトレーナーと歩んできた
 電話取材に応じた杉本は、ジムへの感謝の気持ちを語った。「タイトルマッチで負けて辞めようと思ったが、もう一度だけ頑張ろうと立ち上がった。しかし、再起戦でも負けてしまったため、自分の中でやり切ったという思いが芽生えた。続けるか辞めるか、半年間考えたが、やる気が湧いてこなかった。ここまでだなと思った」と引退の理由を明かした。
ベストバウトはテルのび太(LUSH緑)戦
 特に思い出に残る試合として、2023年4月に行われたテルのび太(26=LUSH緑)との一戦を挙げた。「A級初戦で、アウェーの地でランカーに挑み、いつも以上に応援の熱量を感じた。その接戦の中で勝てたことが本当にうれしかった」と、振り返った。
「プロの世界に誘ってくれた大川会長に感謝している」
 プロボクサーになるつもりはなかったという杉本だが、大川和彦会長の熱心な誘いにより、1試合だけのつもりでリングに上がった結果、気がつけばタイトルマッチの舞台にたどり着いた。

 「最初の目標が西日本新人王だったので、上出来。思っていた以上に楽しかった。ボクシングをやって本当に良かった」と、充実した時間を過ごしたことに感謝の意を表した。
トレーナーとしてジムをサポート
 現在、杉本は現役時代から続けている仕事に取り組みながら、トレーナーとしてジムをサポートしている。

 高校生プロボクサー島川晏都(17)を指導し、「今はしっかりと鍛えて、来年のデビュー戦を目指したい。自分がやっておけばよかったことを、彼にきちんと伝えていきたい。『説得力がないかもしれないけど、俺がやっておけばよかったなと思うことを実践すれば、チャンピオンになれると思うよ』」と、後輩への期待を語った。
お疲れさまでした
 杉本とは、コロナ禍で取材が制限されていた2020年の新人王トーナメントで何度も取材する機会があった。自信に満ち溢れているタイプではなかったが、新人王時代から芯の強さを感じていた。

 日本ランキング入りしてからタイトルマッチが決まり、取材した時には、「杉本選手もここまで来たんだな」と、感慨深かったことを今でも覚えている。杉本の人生がこれからも充実したものとなることを心から願っている。

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