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元日本ユース・ライトフライ級王者の坂間叶夢さん(享年20)の弟、坂間楽叶(さかま・らくと/16=JB SPORTS)が10日、後楽園ホールでC級(4回戦)プロテストに合格した。
楽叶は、昨年3月に兄・叶夢さんが志半ばでこの世を去った後、その思いを胸にリングに上がった。
楽叶は、昨年3月に兄・叶夢さんが志半ばでこの世を去った後、その思いを胸にリングに上がった。

「楽しくできた」
プロテストを終えた楽叶は、「後楽園ホールのリングに立てて、とてもテンションが上がった。スパーリングで下がってしまう癖があるので、プレスをかけていこうと思ったが、上手くいかなかった」と感想を語った。

昨年10月に入門
幼い頃、兄とともにボクシングを始めた楽叶だが、「痛いのが嫌で」と小学1年で辞めた。しかし、兄の死を受けて「兄が『あとは任せたぞ』と言っている気がした。自分がやるしかない」と、昨年6月に再びボクシングを始める決意を両親に伝えた。
当初は、何度も反対されたものの、決心を貫いた楽叶は、父・一平さんと共にトレーニングし基礎体力を養い、昨年10月にJB SPORTSに入門。半年間の猛特訓を経て、プロテストに挑むに至った。
当初は、何度も反対されたものの、決心を貫いた楽叶は、父・一平さんと共にトレーニングし基礎体力を養い、昨年10月にJB SPORTSに入門。半年間の猛特訓を経て、プロテストに挑むに至った。

「兄の動画を観て参考にしている」
「兄の試合やスパーリング動画を観て、動きの参考にしている」と語る楽叶。生前、叶夢さんと親交が深かった日本ライトフライ級新チャンピンの高見享介(23=帝拳)の試合観戦も刺激になっており、「格好良かったし、気持ちが高まった」と話した。

同門で合格した高橋武丸(16)とジムを盛り上げていく!
父・一平さんは「最初は、私も妻も反対したが、どうしてもやるというので、あえて厳しいメニューをこなさせて、諦めさせそうとした。しかし『(兄も)こんな練習をやっていたんだ』とニヤッとして諦めなかった。結果、それで2人でトレーニングを重ねた後、彼自身が山田代表(山田武士JB SPORTS代表)のところへ行き、ジムに入門した」と回顧した。
「兄(叶夢)と楽叶は別の選手。今でも『いつでも辞めてもいいよ』と言っているがやると言っている。本人が自由に楽しめる形で、サポートしていきたい」と語った。トレーナーライセンスを取得し、一平さんは山田代表との二人体制で楽叶を支えていく。
この日、同じくテストに合格した、同門で同い年の高橋武丸(16)との10代コンビでジムを盛り上げていく!
「兄(叶夢)と楽叶は別の選手。今でも『いつでも辞めてもいいよ』と言っているがやると言っている。本人が自由に楽しめる形で、サポートしていきたい」と語った。トレーナーライセンスを取得し、一平さんは山田代表との二人体制で楽叶を支えていく。
この日、同じくテストに合格した、同門で同い年の高橋武丸(16)との10代コンビでジムを盛り上げていく!