[密着]2025.4.9
復活を期す山ア海斗に密着撮影!
大阪府立工芸高等学校撮影研究部が、2月下旬から日本スーパーバンタム級9位の山ア海斗(26=六島)に連日、密着撮影している。
4月13日(日)に大阪市立住吉区民センターで開催される「コスメフェリーチェ株式会社 presents You will be the Champion 22」で、元WBC(世界ボクシング評議会)スーパーフライ級王者のシーサケット・ルビンサイ(38=タイ)と対戦する山アにとって、良いモチベーションになっているようだ。
撮影研究部では1月から5月まで、外部の人と交流して写真を撮る練習期間を設けているという。その中で、町屋をおしゃれに改装したおばんざい屋や、大衆演劇の一座を撮影していたが、原田琉夏さん(撮影研究部部長)が、「何か目標を持って頑張っている人を撮りたい」と提案。
顧問の梅澤和寛先生が学校から近い六島ジムを見つけて、枝川孝会長と電話で相談し、山アを紹介してもらったという。
「ボクシングの試合は、テレビでたまに見たことはあるくらい」と知識には乏しいが、山アのひたむきな姿に、部員たちは必死にシャッターを切っている。原田琉夏さんは「とにかく動きが速くて撮るのが難しい。山ア選手には、すごくこちらの要望に応えていただいています。撮影する貴重な機会を作ってもらえてうれしい」と語った。
「日常感が出てしまうので、エアコンは映らないように撮影している」と工夫もしているようだ。「初めての撮影ですが、新鮮で楽しいです!」と、部員全員が声をそろえた。試合当日も役割分担しながら、山アに密着撮影する予定だ。
「試合当日は手を挙げるところを撮ってもらいたい」 山ア海斗
山アは「工芸高校撮影部の皆さんは、青春の大切な時間を使って、僕に密着して撮影をしてくれています。彼女たちの本気度が伝わっており、僕も良い刺激を受けて練習に励むことができています。当日はしっかりと勝って、手を挙げる姿を写真に撮ってもらえるように頑張ります」と、元世界王者との大一番に気持ちを高めた。
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