[前日計量]2024.12.11
倒し屋対決! 中嶋一輝と辰吉寿以輝が対峙!

OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ、王者の中嶋一輝(31=大橋)対同級6位の辰吉寿以輝(28=大阪帝拳)の前日計量が11日、都内のドーム内blue-ingで行われた。
スーパーバンタム級注目の一戦は、明日(12日)、後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル126」のメインイベントで行われ、Leminoで無料ライブ配信される。
2度目の防衛戦に臨む中嶋は、50gオーバーしたが、下着を脱いでリミットの55.3kgでパスした。今年8月に和氣慎吾(FLARE山上→引退)に2回TKO勝ちし、初防衛に成功。持ち前の強打にさらに、磨きがかかっている。
計量後、取材に応じた中嶋は、「少しオーバーしたが問題ない。バッチリと仕上がった」と万全のコンディションをアピールし、「同じ関西出身で注目度が高い。上手く戦って最後はしっかりと倒す」とKO宣言した。
挑戦者の辰吉は、元世界王者の辰吉丈一郎の次男で、ここまで17戦16勝(10KO)1分。満を持してのタイトル挑戦となる。300gアンダーの55.0kgでクリアすると、フッと息を吐き気合いに満ちた表情を見せた。
試合のキーポイントを聞かれた辰吉は、「パワフル対パワフルの勝負。勝負強さが鍵を握る」と落ち着いた表情で語ると、4日前に父・丈一郎が家に来て「気合いだ」と激励を受けたことを明かした。
辰吉は「やるだけのことはやってきた。12ラウンド戦えるだけの練習をしてきたが、最後はしっかりと倒しますよ」と中嶋と同様、KO決着を約束した。
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