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日本フェザー級最強挑戦者決定戦、同級1位の殿本恭平(29=勝輝)対同級2位の大久祐哉(28=金子)の一戦が24日、大阪・金岡体育館で開催された「FRESH BOXINGVol.6 Team一丸Vol.7 DO OR DIE MATCH Vol.1」のメインイベントとして行われた。
来春のチャンピオンカーニバル出場を懸けて、両者がし烈なペース争いを繰り広げた。
来春のチャンピオンカーニバル出場を懸けて、両者がし烈なペース争いを繰り広げた。
大久祐哉(金子)が挑戦権を獲得
初回、殿本が先制するも、大久も右フックで応戦し、打ち合いへ。2回以降、大久がプレスを強めて効果的なパンチを打ち込む。5回には殿本がボディを狙い反撃。その後は、お互いの意地が真っ向からぶつかり合った。ジャッジに委ねられた採点は引き分けとなったが、チャンピオンカーニバル特別ルールにより、優勢点を勝ち取った大久が日本王座挑戦権を獲得した。
「気持ちで戦った」
チャンピオンカーニバル出場を決めた大久は、「殿本選手は思っていた以上にパンチが強くて、ポイントの取り方が上手かった。自分が得意とするジャブを当てるボクシングをさせてもらえなかった。しかし、練習していた左フックは、よく出たと思う。グラつかせたところで、まとめきれなかったのが課題」と、冷静に言葉を発した。
ノーサイド!
来春、日本チャンピオンの松本圭佑(25=大橋)に挑戦する。大久は「松本選手は、自分がデビューする前から倒さないとチャンピオンになれないと思っていた強い選手。いよいよここまできた。強い気持ちでベルトを奪いに行く」と、言葉に力を込めた。
「戦略に迷いが出てしまった」
一方、あとわずかで挑戦権を獲得することができなかった殿本は、「相手のラフなファイトに付き合ってしまった。足を使うか接近戦で戦うかで迷ってしまった。要所要所でパンチを当てたが、もっと精度を上げていかないといけない。(採点関しては)ジャッジが決めることですから」と悔しさを滲ませながら振り返った。
採点表