[前日計量]2024.11.20
チャンピオンカーニバル出場を懸けて激突!

日本スーパーウェルター級最強挑戦者決定戦、同級1位の左右田泰臣(36=EBISU)対同級2位の豊嶋亮太(28=帝拳)の前日計量が20日、都内のドーム内blue-ing!(ブルーイング)で行われ、無事にクリアした。
この試合は、各選手にとってチャンピオンカーニバル出場への大きな一歩。明日(21日)、後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル125」で行われる。
キックボクシングから転向し、ここまで8戦7勝(4KO)1分の左右田は、スーパーウェルター級リミットを600g下回る69.2kgでクリアした。計量後、取材に応じた左右田は、「出田選手(出田裕一=三迫/日本スーパーウェルター級王者)がなかなか挑戦を受けてくれないので、挑戦者決定戦を突破して、実力でこじ開ける。明日は自身の成長のためにも様々な面で上回って勝つ」と強い意気込みを語った。
一方、豊嶋は300gアンダーの69.5kgでパス。日本タイトルを保持していた豊嶋は、ベルトを返上し、新たにスーパーウェルター級に参戦した。「転級初戦で試されているのはわかっている。明日はきれいに決める。新たな豊嶋亮太に期待していてください」と自信をのぞかせた。
また、第4試合では、日本ウェルター級最強挑戦者決定戦として、同級2位の湯場海樹(25=YUVAX)と同級3位のシーサー皆川(32=平仲BS)が対戦する。湯場は200gアンダーの66.4kg、皆川はリミットの66.6kgで計量を終えた。
湯場は「移籍初戦で落とすわけにはいかない。父(湯場忠志)とともに取り組んできたことを出すだけ。自分のボクシングを貫き、タイトルに王手をかける」と静かに闘志を燃やした。
対する皆川は沖縄から参戦し、「湯場選手の体付きに怖さは感じなかった。パワー勝負に引きずり込む。本当のウェルターのパワーを味わうことになる。彼はまだ若く、未来あるボクサーだが、自分は後がない。絶対に負けられない気持ちを、応援していただける方々に感じてもらいたい。偉大な父を持つ湯場選手と、偉大な父になりたい皆川が意地を懸けて激突する。どんなに手数を出してもスタミナ切れはしないトレーニングをしてきた。1ラウンド目から積極的にいく」と、その心構えを明かした。
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