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[リングサイドの目]2024.10.14

田中恒成(畑中)戦の王者の目

 WBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級タイトルマッチ、王者の田中恒成(29=畑中)対同級6位のプメレレ・カフ(30=南ア)が14日、東京・有明アリーナで開催された「Prime Video Boxing10」で行われた。

 この一戦は観戦したトップ選手に話を聞いた。

ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)
■WBA世界フライ級王者
■ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)
「序盤は出入りでジャブワンツーを上下に散らす恒成に対して、カフがフックアッパーを狙う展開で当たれば怖いなと思ってたらダウンしてしまった。そこから回転は上がったものの、カフの強打が目立ってしまったのかなと思います」
吉野修一郎(三迫)
■元ライト級アジア3冠王者
■吉野修一郎(三迫)
「恒成選手はスピードがあり、序盤は良かったのですが、まさかのダウン。立て直して後半盛り返したけど後30秒あれば…。ダウンが響いてしまいましたね」
渡邊海(ライオンズ)
■WBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級王者
■渡邊海(ライオンズ)
「スピードが速く、出入りがすごく勉強になりました。結果は良くなかったですが、試合を見ていていろいろなことを吸収出来ました!良い試合を見れてよかったです!」
竹迫司登(ワールドスポーツ)
■元日本・OPBF東洋太平洋ミドル級王者
■竹迫司登(ワールドスポーツ)
「Phumelele Cafu選手は、急所の捉え方や、パンチの角度も鋭く打ち終わりや、隙を狙っていて田中選手が攻めを強める中でも、狙えるタフさと上手さを感じました。田中恒成選手の左の打ち分けや上下の強弱などの左の使い方が魅力でした。常に打てる態勢で前に前に展開する戦い方は好きなボクシングでした。最後の田中恒成選手のラッシュもそれに耐えたPhumelele Caf選手ともにすごいファイトでした」

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