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WBO(世界ボクシング機構)バンタム級王者の武居由樹(28=大橋)が20日、横浜市内の所属ジムで報道陣に練習を公開した。
9月3日(火)に有明アリーナで同級1位の比嘉大吾(29=志成)を迎え撃つ武居は、「お互いにKOを狙う選手なので、KO決着になると思う。自分だけが良いパンチを当てて、倒し切る。東京ドームの試合は、KOができなかったので、次は派手に倒す」と完全決着を約束した。
9月3日(火)に有明アリーナで同級1位の比嘉大吾(29=志成)を迎え撃つ武居は、「お互いにKOを狙う選手なので、KO決着になると思う。自分だけが良いパンチを当てて、倒し切る。東京ドームの試合は、KOができなかったので、次は派手に倒す」と完全決着を約束した。
「自信がついた」
初防衛戦で元世界王者を迎え撃つ武居は、自信に満ちあふれた表情を見せた。「ここ数戦、試合前に怪我をしていたが、今回は順調に進んでいる。マロニー選手(ジェイソン・マロニー=豪)に勝って、すごく自信がついた。チャンピオンになったことで責任感を持って練習に取り組み、全体的にレベルアップした。やることをやってきたので、あとは気持ちを研ぎ澄ませる。体重も残り4kgなので、気を抜かずに調整していきたい」。
シャドーとサンドバッグ打ちを披露
コンビを組む八重樫東トレーナーは、「元々、K-1の世界チャンピオンとしてボクシングに来たという立場がある人間。ボクシングの世界チャンピオンになったことで、違う責任感も出てきたと思う。しかし、練習に対する気持ちは変わらずに良い練習ができていて、まだまだ伸びしろある。また、新しい武居由樹を見られたらと思う」と期待を寄せた。
「リスペクトを持って倒しに行く」八重樫東トレーナー
武居と比嘉は、野木丈司トレーナーがメニューを組む階段ダッシュトレーニングで高め合ってきた仲だ。八重樫氏は、「(昨日の練習を見たが)大吾もすごく調子が良さそうだった。長い間、一緒にトレーニングをしてきた仲間だが、ここは勝負なので敬意をもって臨みたい。しっかりとリスペクトを持って倒しにいく」と、昨日の公開練習で野木氏が発した言葉と同じことを言った。
「リスペクトを持って倒しに行く」八重樫東トレーナー
武居と比嘉は、野木丈司トレーナーがメニューを組む階段ダッシュトレーニングで高め合ってきた仲だ。八重樫氏は、「(昨日の練習を見たが)大吾もすごく調子が良さそうだった。長い間、一緒にトレーニングをしてきた仲間だが、ここは勝負なので敬意をもって臨みたい。しっかりとリスペクトを持って倒しにいく」と、昨日の公開練習で野木氏が発した言葉と同じことを言った。
多くの報道陣が集まった
大橋秀行会長は、「マロニー戦は不利と言っていたが、実は絶対的な自信があった。今回、戦う比嘉選手は、はるかに強敵だと思っている。当日は激闘になり、おそらくKO決着になる。すごい試合になる」と、名勝負を確信していた。
「比嘉選手は、10年近く前から出稽古に来ていて知っているので、試合をするのは複雑なのは皆同じ。大橋ジムの選手は、野木さんのトレーニングに参加させてもらって、お世話になっている。恩返しの意味でも、試合で(気持ちを)ぶつける。恩返しとは勝利をプレゼントするのではなく、こちらが勝つこと」と言葉に力を込めた。
「比嘉選手は、10年近く前から出稽古に来ていて知っているので、試合をするのは複雑なのは皆同じ。大橋ジムの選手は、野木さんのトレーニングに参加させてもらって、お世話になっている。恩返しの意味でも、試合で(気持ちを)ぶつける。恩返しとは勝利をプレゼントするのではなく、こちらが勝つこと」と言葉に力を込めた。
ジェイソン・マロニー戦
マロニー戦は、最終12ラウンドに猛攻を受けて、ダウン寸前のピンチに陥った。ガス欠したとも言われたが、八重樫氏はこれをきっぱりと否定した。「コンディションの問題で、(そのことは)もう解決している。しっかりと準備すれば問題ない」と語った。計量後のリカバリーに若干の問題があったようだが、すでに修正したようだ。
会見後には、シャドーボクシングとサンドバッグ打ちを1ラウンドずつ披露。広くスタンスを取りながら、強烈な右アッパー、左フックを叩き込んだ。
会見後には、シャドーボクシングとサンドバッグ打ちを1ラウンドずつ披露。広くスタンスを取りながら、強烈な右アッパー、左フックを叩き込んだ。
野木丈司トレーナー
偵察に来ていた野木氏は、「当て勘があり、足もよく動いている。サンドバッグ打ちも力任せではなく、ピントを合わせる能力が素晴らしい」と、武居の能力を絶賛。その上で、「弱点はあるが、そこを突けるかどうか。こっちがやられたくないことをいかにさせないか」と攻略法があるようだ。