[世界戦発表会見]2026.6.19
増田陸と比嘉大吾が激突! WBA世界バンタム級王座決定戦発表

WBA(世界ボクシング協会)世界バンタム級王座決定戦、同級1位の増田陸(28=帝拳)と同級2位の比嘉大吾(30=志成)の発表会見が19日、都内で行われ、両選手が試合への意気込みを語った。
試合は7月20日(月・祝)、両国国技館で開催される「U-NEXT BOXING.6」で実施される。
世界バンタム級戦線は大きく動いた。日本時間6月14日、ジェシー・ロドリゲス(26=米)がアントニオ・バルガス(29=米)に6回TKO勝ちし、WBA世界バンタム級王座を獲得。一方で、WBA世界バンタム級休養王者には堤聖也(30=角海老宝石)が名を連ねており、王座の行方に注目が集まっている。
そんな中で組まれた王座決定戦。世界初挑戦となる増田は悲願の戴冠を狙う。対する比嘉は、8年3ヶ月ぶりの世界王座返り咲きを懸けてリングに上がる。
国内屈指の注目カードとして、真夏の両国決戦に期待が高まる。
前売りチケットは、本日(19日)18時からローソンチケットで販売開始。
帝拳プロモーションによると、当初は7月20日に予定していたバルガス対増田戦の実現に向けて交渉を進めていた。しかし、ロドリゲスがバルガスへの挑戦を選択して、新王者に就いたことで状況が変化。その後、ロドリゲス陣営は次戦について、他団体王者との統一戦、または階級を上げて井上尚弥との対戦も視野に入れているという。
こうした流れを受け、WBAは堤対増田によるタイトル戦を指令。しかし、堤陣営から負傷の状態が万全ではないとの連絡が入り、試合実施が困難に。最終的にWBAの判断で、増田対比嘉による正規王座決定戦が組まれた。
帝拳ジムの浜田剛史代表は「7月の試合までにジェシーの意向がハッキリすると聞いている」と説明した。
世界初挑戦となる増田は「ドネア選手に勝ったことは、自分にとって大きな自信になった。今は、走り込みキャンプを終えてスパーリングに入っている。体は疲れているが、心はとてもワクワクしている。この試合に勝って、世界チャンピオンになる」と意気込みを示した。
対戦相手の印象については「楽観的に見えて、とても繊細な選手」と分析し、「自分の目標である世界チャンピオンになる」と決意を語った。
比嘉は昨年7月、当時のWBA王者バルガスに挑戦して引き分けとなり王座獲得はならず、試合後に引退を表明。しかし、その後撤回し、今回が4試合連続の世界挑戦となる。
比嘉は「引退を決めていたが、ボクシングは天職だと思ったので戻ってきました」と明かし、4月2日から練習を再開したことを説明。昨年いっぱいは応援者への挨拶回りを行い、年明けには就職活動も考えたという。
「ボクシングは天職」
その上で「就職するのとボクシングを続けるのをイメージした時に、ボクシングだった。これまでは引退すると言って何度も戻ってきたが、続けられる以上はやっていきたい。よく考えてから練習に入った。世界チャンピオンになりたくて戻ってきた」と覚悟を示した。
長年、比嘉と二人三脚で歩んできた野木丈司トレーナーは「フライ級の世界チャンピオン時代のパッションが戻ってきて、ピースが揃った。あの時の比嘉大吾が見たい」と期待を寄せた。
増田の悲願の世界初戴冠か、比嘉の8年3ヶ月ぶりとなる世界王座返り咲きか。国内屈指の注目カードとして、真夏の両国決戦に熱視線が注がれる。
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